「習い事の決め方がよくわからない…」そんな親御さんへ

「そろそろうちの子も習い事を始めたいけど、何を基準に決めたらいいか分からない…」
「初めての習い事で失敗したくない…」
「情報が多すぎてよくわからない…」
特に幼稚園~小学生のお子様をお持ちの保護者様には、そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、後悔しない習い事の選び方をご紹介します!

習い事を始める前に決める「4つのコト」とは?

その1 子どもがやりたいかどうかで決める

一番優先していただきたいのがこの部分です。
なぜなら、実際に習い事をするのは親ではなく子どもだからです。

「将来役に立つから」「周辺地域の子も皆やっているから」という理由だけで決めてしまうのはあまりオススメしません。

子どもが普段どんなことに興味があるのか、学校から帰ってきて何をして過ごすことが多いのかを観察し、
「これはどう?」と提案しながら、お子さんと一緒に決めていきましょう。

その2 体験授業へ行ってみてから決める

多くの教室で体験授業を開いているので、まずは実際に行ってみることをオススメします。
もちろん、実際に体験してお子様がやりたいかどうかの意向を聞くためでもありますが、それだけではありません。

HPでは伝わらない教室の雰囲気や、講師の質、衛生環境、通塾するときの環境など、入会する前にあらかじめ把握しておくとよいでしょう。

なぜなら、どんなに素晴らしいカリキュラムや講師でも、教室の雰囲気になじめなかったり
その他の障壁があると子どもが通うのを辞めてしまう可能性があるからです。

退会は一概に悪いことではありませんが、可能な限り長期的に通える習い事のほうが
専門性を高めるだけでなく、簡単に辞めたり諦めたりしない「粘り強さ」を養うことにもつながります。

また、確率論的にもより多くの体験に行ったほうが子どもの才能の芽を発見しやすいことも事実です。
子どもが「行ってみたい!」と興味を持ったものにはまず行ってみることをオススメします。

その3 「どんな将来像を描けるか」で決める

習い事で身につく能力には、大きく分けて「認知能力」と「非認知能力」があります。

認知能力とは、一般的に数字で測れるような知能(知識・計算力など)を指し、非認知能力とは
諦めない力、コミュニケーション力、自尊心などといった数値化が難しい力を指します。

私たち大人は、ともすると目に見える認知能力を高めることに意識が向きがちですが、
実は昨今注目されているのは非認知能力のほうなのです。

2045年にはAIが人間の知能を上回るといわれており、(シンギュラリティ)
AI時代の到来によって10年以内に約49%の職業が消えるという仮説を唱える学者もいます。

つまり、数値化できる能力はAIに取って代わられる可能性が高いということ。
そんな未来を見据えると、今どんな準備が必要なのかもおのずと見えてくるかと思います。

例えば、「英語」や「プログラミング」は21世紀においてますます重要になってくると言われています。

2012年にマイナビで行われた調査によると60%以上の人が「現在の仕事で英語を使う機会はない」と回答していますが
2020年に国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が行った調査によると
「英語を話す機会はほとんどない」と答えた人は 39.2%へと大幅に減少しています。

また、世界のトップ企業として有名なGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)はすべてIT企業であり、
今後ますますプログラミングの需要は高まっていくと考えられています。


その4 時間と費用に無理がないかで決める

せっかく始めた習い事を長期的に通わせるなら、この2点も抑えておく必要があります。
子どもが「やりたい!」といった習い事にすべて通わせられたとしても、
学校の宿題などの家庭学習と、習い事の両立が難しくなってしまっては本末転倒です。

また、習い事の月謝も家計のお財布事情を考えると軽視できません。

たとえば同じプログラミングスクールでも地域の中で比較検討したり、
英語×プログラミング教室のようなハイブリッド型の教室もオススメです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

幼少期の習い事は、将来設計や子どもの成功体験を積み上げるのに効果的です。
お子様が楽しんで続けられる習い事を選びましょう!

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