小学校でパソコンやタブレットを使った授業が実施されているため、子どもにタイピング練習をさせる必要性を感じているという保護者もいることでしょう。今回の記事では、パソコンのキーボード操作に欠かせないローマ字のタイピングの練習をするためのポイントを分かりやすくご紹介します。

まずはローマ字の基本をマスターしよう


ローマ字でタイピングをするには、まずローマ字の基礎知識を身につけておくことが要求されます。現在は小学3年生の授業でローマ字の学習をしますが、学校の授業の予習復習も兼ねて、おうちでもローマ字を学ぶ時間を作るようにしてください。

ローマ字を覚えるにあたっては、まずアルファベットを理解しておくことが必要となります。アルファベットの音と形をきちんと覚えられるように、アルファベット表を目立つ場所に貼るといった工夫をするとよいでしょう。

ほかにも、耳からインプットするためにアルファベットの歌を流したり、子どもと一緒に歌ったりする方法も有効です。自分で大文字と小文字がすらすらと書けるようになることを目標にして、ノートにアルファベットを書く練習をすることも忘れないようにしましょう。

アルファベットに関する知識が一通りマスターできれば、ローマ字特有のルールを学習する段階に入ります。母音にあたる「A,I,U,E,O」からスタートし、五十音順にローマ字の表記を覚えてゆくとよいでしょう。長音と呼ばれる伸ばす音、撥音(はつおん)と称される撥ねる音の表記のルールについても、しっかり確認しておきましょう。ローマ字のルールが理解できたら、身につけた知識を定着させるために自分の名前や身の回りにある物をローマ字で書いてみるのがおすすめです。ローマ字の基礎知識なしでは、スムーズなローマ字タイピングはできないので、焦らず丁寧に学習をするように心掛けましょう。

ローマ字のタイピング学習のポイントを押さえよう

小学生がローマ字タイピング練習をするときは、苦手意識を持たずに練習を継続できるようにいくつかのポイントを押さえておくことが必要です。タイピングに慣れていない時期には、覚えたてのローマ字のルールを思い出しながら、キーボードを操作するのはなかなか難しいものです。子ども用のローマ字入力表を用意して、キーボードの横に置いてあげてください。ローマ字の入力表にはオンラインでダウンロードして印刷できるものもあります。子どもが喜ぶイラスト入りの入力表もありますので、子どもが気に入ったデザインのものを選ぶとよいでしょう。ぜひ、インターネット上で探してみてください。

タイピング練習を行う上では、正しい姿勢を意識してタイピングをすることも大切です。姿勢が悪い状態でのタイピングに慣れてしまうと、後から修正するのはなかなか大変なので、最初に正しい姿勢をきちんと身につけるように心掛けましょう。

背筋をピンと伸ばして、肩の力を抜き、足を床にしっかりつけて座るのが基本の姿勢です。目は画面から30cm~40cm程度離すようにして、手首をまっすぐにした状態で軽くキーボードを叩きます。子どもがタイピング練習をしている際に、良い姿勢が保てているかをチェックしてあげるようにしてください。

タイピング練習のアプリを活用して練習しよう~基礎編

タイピングの練習には無料で利用が可能なアプリを活用するのがおすすめです。子ども向けのタインピングの練習アプリには子どもたちが興味を引き出すような工夫を凝らしたものが充実しています。無料でダウンロードできるものも多いので、気になるアプリを見つけたら気軽にダウンロードしてみてください。タイピングに対して前向きに取り組めるように、ゲーム感覚で楽しめるものを選ぶのがコツです。

アプリには初級者向けのものから上級者向けのものまで様々なレベルのものが用意されています。子どものレベルを見極めたうえで、適切なアプリを選んでタイピング練習をするようにしましょう。タイピングを始めたばかりの低学年の子どもであれば、ホームポジションの確認がしやすいアプリがおすすめです。ほかにも、タイピングするべきキーボードをイラストで表示してくれるアプリであれば、アルファベットを覚えたての子どもでも快適に操作しやすく、円滑に学習が行えるはずです。

当カリキュラムの教材であるプログラミングロボット「Dash」は、年齢や習熟度に合わせた5種類の専用アプリが用意されており、楽しく学べるよう工夫されています。実力に合わせてコース選択できますし、ローマ字や英語の知識がゼロの状態からでも始められるので、ぜひご活用ください!

タイピング練習のアプリを活用して練習しよう~応用編

子どものタイピングレベルが上がってくると初級者レベルでは物足りなくなってくるでしょう。初級レベルのアプリをクリアできれば、応用レベルのアプリを探してタイピング練習を続けてみましょう。子どものレベルに合わないアプリでは、タイピングに対するモチベーションが低下してしまう可能性もありますので、子どもがどの程度ローマ字タイピングをマスターできているかを保護者が確認してあげましょう。

 

Wonder Codeではアプリはすべて英語表記でタブレット上のビジュアルコードパズルを操作するため、レッスンで習った英単語や操作方法を理解していなければ、プログラムを組み立てることができません。子どもたちは、Dashを操作するためにプログラムを夢中で組むので、自然と英語とタイピング時に利用するローマ字を認識し覚えていきます。

タイピング練習をするなら『Wonder Code』

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パソコンでのローマ字タイピングを行うには、ローマ字の基礎知識を身につけておくことが大切です。学校の授業でローマ字を習う小学3年生ぐらいのタイミングで、本格的なタイピング練習を始めるとよいでしょう。タイピング練習をする際には、子ども向けのローマ字入力表を用意しておくと、タイピングが行いやすくなります。継続的に楽しくタイピングに取り組むためには、タイピング練習のアプリを活用するのがおすすめです。初級者レベルのアプリから応用レベルのアプリまで、様々なレベルのアプリがありますので、子どものレベルに合うものを適切に選んであげてください。

 

『Wonder Code』では、初めてキーボードやプログラミングに触れる子どもに向けて年齢や個性に合わせたプログラミング学習を展開しています。ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。