ゴールデンウィークが終わると、次の長期休暇は子どもたちが楽しみにしている夏休みです。
今回の記事では夏休みの基本的な期間や地方による違いを説明したうえで、おすすめの過ごし方についてご紹介します。
子どもにとってかけがえのない時間である夏休みをより素敵な思い出にするためにはどのようにすればよいかを事前に考えておき、明るく希望に満ちた夏休みを迎えられるようにしましょう。
【この記事の目次】
小中高の夏休み期間は基本的には42日間
公立の小中高は夏休みの期間が法律に基づいて決められており、全国的に大きな差はありません。2024年の夏休みであれば、7月21日から8月31日までの42日間が夏休み期間にあたります。
一方で、正式に夏休み期間を決定する際には各地域の教育委員会や学校の理事会が関与するため、公立校と私立校によって多少の差が生じるケースがあります。また、冬の気候が厳しい北海道や東北地方では冬休みが長く設定される影響で、夏休みが短くなります。夏休みの開始時期は7月下旬と他の地域とほぼ同じですが、終了時期が8月末日ではなく、少し早めに設定されています。
なお、気候的な条件とは関係なく、夏休みを通常よりも短く設定している都道府県もみられます。例えば、関東地方の場合、夏休みが始まるのは7月21日ないし22日でほぼ同時ですが、終了する時期は神奈川県や群馬県は8月26日、千葉県は8月27日、埼玉県は8月28日、東京都や栃木県、茨城県は8月31日と多少の違いが見られます。関東地方以外でも地域内で夏休みの日数に多少の差があることは珍しくありません。数日程度の差ではありますが、夏休みの期間が地域によって異なるということは頭の片隅に入れておくとよいでしょう。
幼稚園や大学、社会人の休みも把握しよう
小中高の夏休みがいつから始まり、いつ終了するのかが一通り把握できたところで、他の世代の夏休みにも目を向けてみましょう。小学校・中学校・高校と同様に、幼稚園の夏休みは7月21日頃から8月31日頃までとなっています。
そのため、小中高生と幼稚園児の兄弟姉妹がいる家族であっても、家族内でスケジュールを合わせてお出掛けをしたり、旅行に行ったりしやすいでしょう。
小中高や幼稚園と夏休みの期間が大きく異なるのが大学生です。大学の場合、8月上旬から9月中旬、ないし8月中旬から10月中旬までを休みに設定しているところが多いです。7月末から9月末までの2カ月間を休みにしている大学もあります。大学生の親戚と子どもが遊ぶ計画を立てるなら、いつから夏休みが始まるかをきちんと確認して、スケジュール調整することが大切です。
社会人に関しては、学生とは異なり、さほど長い休みが取れるわけではなく、お盆休みとして1週間程度の休みを取れるという企業が多いです。時期については、全員が一斉に休みに入る企業もあれば、同じ部署の人が休みをずらして取る方式の企業もあります。家族旅行の計画を立てるのであれば、あらかじめ保護者がいつから休暇が取れるかを把握しておくようにしましょう。
夏休み計画や予定はいつ立てるのが理想?
コロナ禍も落ち着いた2024年の夏休みには、家族旅行に行きたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
宿泊を伴う旅行をするのであれば、なるべく早く準備を進めるのがベストです。早ければ2年前から予約が開始されるホテルもあるので、お盆休みや3連休など旅行客が多い時期に旅行するのであれば早めに予約をするようにしましょう。
とりわけ子どもたちに人気の東京ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオジャパンといったテーマパーク周辺のホテルは、夏休みには予約が殺到します。テーマパークの世界観を味わえるホテルを予約し、素敵なひとときを過ごすためにも早めに予約をしておくようにしましょう。
パッケージツアーについては、一般に上半期と下半期の2つに分けて販売されることが多いのが特徴です。上半期にあたる4月~9月出発のツアーに関しては、2月上旬頃から予約がスタートするケースが多いです。人気のあるホテルに宿泊するプランやお盆時期のツアーに関しては、予約をしてすぐに枠が埋まってしまうこともありますので、気になるツアーがあるなら、早めの予約がおすすめです。
幼児におすすめの夏休みの過ごし方は?
ここからは、子どもたちが具体的にどんな夏休みを過ごせばよいかに関する情報をお伝えします。用事であれば、幼稚園や保育園によっては夏期保育の特別プログラムを受けられるところもあります。普段のカリキュラムでは体験ができないような活動を通して、新たな学びを得ることができるのが魅力です。
幼稚園や保育園に特別プログラムがない場合は、保護者や友人と楽しめる遊びを考えておきましょう。時間にゆとりがある夏休みは、普段はできないことにチャレンジするチャンスです。おうちでの遊びとしては、英語の映画やアニメ鑑賞、工作、科学実験などが挙げられます。
ほかにも、おうち時間を活かして料理をするのもおすすめです。保護者と一緒にお昼ごはんを一緒に作る体験をすれば、達成感が得られるだけでなく、料理や食材に対する関心も強まることでしょう。
外で遊ぶのであれば、水遊びや虫取りといった夏らしい遊びに挑戦してみるのがおすすめです。自転車や一輪車の練習をすることもおすすめで、夏休み中に乗れるようになるという目標を立てておくと、モチベーションが維持しやすくなるでしょう。少し涼しくなった夜に花火をして遊ぶのも楽しい夏の思い出になること間違いなしです。
小学生におすすめの夏休みの過ごし方は?
小学生の夏休みには宿題があるという点が、幼児とは大きく異なります。ドリルや問題集を解くだけでなく、自由研究や絵日記、読書感想文といった夏休み特有の課題もこなさなければなりません。
大きめのカレンダーなどを用意して、いつまでにどの宿題を終わらせるかという計画を事前に書き込んでおくと、計画に沿って宿題に取り組むことができます。自由研究については、特に低学年のうちは一人で全てをやろうとするとなかなか難しい部分もあります。子どもが困っているのであれば、保護者が多少手伝ってあげると、スムーズに取り組みやすくなるでしょう。ですが、あくまでも主体は子どもであることを念頭に置いて、過剰な手助けは避けるようにしてください。
旅行やキャンプに出掛けて家族の絆を深められる時間を持てるところも、夏休みの魅力です。せっかくの長い休みなので、自然と触れ合ってリフレッシュできる時間も確保しましょう。遠方に住む祖父母やいとこと親交を深められる良い機会でもあります。夏祭りの時期に合わせて帰省し、普段はなかなか会う機会がない親戚とコミュニケーションを取って、心和むひとときを過ごすようにしましょう。いとこ同士など年代が近い場合、しばらく会っていなくても、すぐに親友同士のような仲の良さで遊び始めることもあります。
様々な人との絆を深めるチャンスでもある夏休み期間に、大事な人との思い出をたくさん作れるようにしてください。夏休みの楽しい思い出があれば、2学期からもまた頑張ろうという前向きなモチベーションにもなることでしょう。
夏休みにおすすめの習い事は「Wonder Code」
小中高に関しては、2024年の夏休みは基本的には7月21日から8月31日までの42日間です。幼稚園についても、ほぼ同じ時期に夏休みが設定されています。夏休みは、地域によって多少の差があり、北海道や東北などの寒い地方では、夏休みが早めに終わって、8月下旬には2学期がスタートします。夏休みに旅行に行く場合、早めに計画を立てて予約を済ませるのが理想です。予約が開始したら、速やかに予約をするようにしましょう。幼稚園の夏休みの過ごし方のポイントとしては、普段はできないようなことにも挑戦してみるという点が挙げられます。おうちなら、料理や科学実験をするといった経験を通して、人間的な成長を促し、興味の幅を広げてあげましょう。屋外なら、虫取りや水遊びといった夏らしい遊びがおすすめです。小学生の夏休みには、宿題があるため、学習をする時間をきちんと決めて計画を立てることが大切です。お盆の時期は、祖父母やいとこなど普段は会えない親戚との親交を深める良い機会でもありますので、親しい人との触れ合いの時間も大切にしましょう。
Wonder Codeではロボットを用いて子どもの知的好奇心を刺激し、楽しくプログラミングを学ぶカリキュラムを用意しています。夏休みに子どもの習い事を探している人は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。