もうすぐ小学校の入学式!準備やスケジュール管理は終わってる?

子どもを持つ保護者にとって、年度末は目が回ってしまいそうなほど忙しいものです。子どもの入学や進学準備はもちろん、仕事の繁忙期や確定申告などに追われている人もいるでしょう。特に子どもの小学校入学時期と被ると、スケジュール管理も困難になってしまいますよね。

小学校入学では必要なものを準備するだけではなく、子どもへの教育にも変化を取り入れる必要があります。集団行動や勉強習慣など、新しいライフスタイルに子どもが戸惑ってしまうこともあるでしょう。子どもを心身ともにサポートするためにも、まずは雑務の面での不安をケアすることが大切です。

今回は、子どもの小学校入学までに準備するものや、子どもが身につけておきたい習慣などをご紹介します。学校から指定される品の準備はもちろん、子どものスムーズな小学校入学デビューを後押しするために、保護者も心の余裕を持てるように進めていきましょう。

子どもが小学校に入学するまでに準備するものは?

ここでは、子どもの小学校入学までに準備するものをご紹介します。基本的には1~2月の入学前説明会で説明があると思いますが、保護者の忙しい時期が続くとつい後回しになってしまうことも。資料を見返しながら優先順位をつけ、一つひとつ落ち着いてタスクを消化していきましょう。

個人で購入するケースが多いもの

  • ランドセル
  • 上履き
  • 筆記用具・文房具
  • 体操着
  • 給食着・給食袋
  • 防災頭巾
  • 通学帽

ただし学校によっては、学校側で既定の品をまとめて購入しつつ、後から支払いを行うケースもあります。ランドセル選びの際は子どもの意見を尊重しつつ、小学校高学年になって今と好みが変わっても使いやすいデザインを選びましょう。

学校によっては上履きの他に、体育館履きや運動用の靴を準備する必要があるため確認しておきます。制服で登校する場合は子どもようにローファーも必要になるでしょう。

学校や市町村から配布されるケースが多いもの

  • 教科書
  • ノート
  • ランドセルカバー
  • 子ども用防犯ブザー
  • 算数の教材セット

日本では小・中学校で使用する教科書は基本的に配布されるため、自身で準備する必要はありません。入学式や登校初日にまとめて配布されるケースが多く、学校によっては教科ごとの初日に配られる場合もあります。

最近では自治体から子ども用の防犯ブザーを配布される学校も多いようです。説明会資料を確認しつつ、配布がなければ家庭で準備しておきましょう。算数の教材セットは、教科書に応じた学習のために必要なアイテムを指します。

小学校入学した後に準備しても間に合うもの

  • 水泳グッズ
  • 楽器
  • 冬用体操着やジャージ

上記のものは、4月の小学校入学までの準備には間に合わなくても、学習や教科が始まるまでに準備しておけば問題ありません。プール授業用の水着・水泳帽・タオルセットや、音楽の授業で使う鍵盤ハーモニカなどが挙げられます。

また学校指定の運動着を準備する際には、冬物をいつまでに購入するべきかをスケジューリングしておきましょう。登校時の夏用制服ももちろん同様です。

入学式までに用意しておくと便利なもの

小学校入学までにぜひ準備しておきたいのが「お名前シール」です。小学校で新しく購入する用品の数は膨大で、一つひとつに名前を書き込んでいるとヘトヘトになってしまいます。特に鉛筆や文房具のすべてに名前を書くことは、忙しい保護者にとって重労働になるものです。

紙製のシールやアイロンシールを準備しておくことで、手間をカットできるだけではなく記入ミスも防げます。特にアイロンシールは、体操着や上履きなどのミスできない用品におすすめです。字の綺麗さに自信がなくても使えるのが嬉しいポイントです。

学年が上がると必要になるもの

  • 裁縫箱
  • エプロン
  • 絵の具セット
  • 習字セット
  • 定規・コンパス・分度器など
  • リコーダー
  • 彫刻刀セット

小学一年生の段階ではまだ使わないものの、学年が上がるごとに新しく購入するべき教材は多いものです。シラバスや説明会資料などを確認しつつ、段階的に揃えていきましょう。子どもが日々持ち帰るプリントにも必ず目を通す習慣をつけてくださいね。

また家庭科で使う大きな布や、音楽や美術で使う家庭のゴミなどの消耗品も忘れないようにしましょう。特に小学校では牛乳パック・ラップの芯・新聞紙などを教材として使用する場合があるため、小学校入学時点から少しずつ溜めておくと安心です。

入学式の保護者用に準備しておきたいもの

入学式では、当日に慌てないように保護者側の準備も重要です。入学説明会の説明内容と照らし合わせつつ、不便がないように揃えていきましょう。まず必要なものが入学通知書や必要書類。他に、入学式会場に入場するためのスリッパを準備します。

子どもの姿を撮影するためのカメラや、メモを書き込むための筆記用具も必要です。4月はまだ冷え込むため防寒具やカイロを準備しておくと安心でしょう。資料を整理するためのクリアファイルも準備すれば、書き込みの際にも役立ちます。また学校内では飲み物が販売されているケースは少ないことにも注意してくださいね。

子どもの用品を購入する際のポイント

ここでは、子どもの用品を購入する際のポイントをご紹介します。子どもが小学一年生であれば、保護者も「小学生の親一年生」です。「分からないことがあって当たり前!」と割り切りつつ、一つひとつ小学校入学への不安を解消していきましょう。

購入する場所はどこでもOK

小学校入学で準備するものは、基本的にどこで購入しても構いません。2~3月の入学直前時期になると、スーパーや百貨店、ホームセンターなどでも入学準備コーナーが展開されています。特設コーナーで準備するものをまとめて購入する人も少なくありません。

また準備品の中には、100円ショップでリーズナブルに買いそろえられるものも多くあります。鉛筆や消しゴムなどの文房具はまずは安く揃え、後から少しずつ補充してあげるのもよいでしょう。近所にお店がない人は通販ショップでも購入可能です。

キャラクターや派手なデザインは要確認

子どもが喜ぶようなキャラクターグッズや派手なデザインのアイテムは、学校によっては禁止されている可能性があります。ボーダーラインについては説明会で詳しく伝えられているとは思いますが、迷う場合は一旦地味なものを選びつつ後から調整することをおすすめします。

周りに同じ学校に通っている子どもがいる場合は、先輩ママに相談するのもよいでしょう。ただし基本的には、学校の勉強に集中するためにシンプルな教材が推奨されます。特にキャラクターグッズは学校で話題を呼べる反面、必要以上に羨ましがられてしまう可能性もあるため注意深く選択してください。

子どもが入学式までに身につけておきたい3つの習慣

ここでは、子どもが小学校入学までに身につけておきたい習慣を3つご紹介します。

  • 早寝早起き・安定した生活リズム
  • 通学路のチェック・安全確保
  • 最低限のコミュニケーション能力

新生活は子どもにとって心身に疲労を感じるものです。ポジティブな気持ちで後押ししつつ、無理のない範囲で共同生活のサポートを行って生きましょう。

早寝早起き・安定した生活リズム

小学生の生活は、勉強と同時に規則的な生活習慣を学ぶ時期でもあります。小学校入学前から早寝早起きや安定した生活リズムを習慣化させることで、無理のない通学のペースがつかめるでしょう。遅くても春休みまでには、毎朝同じ時間に起きられるよう訓練しておくことをおすすめします。

朝・昼・夜ごはんのリズムも一定にし、小学校入学後に突然生活リズムが変わってしまうことがないように心がけてください。また勉強に拒否反応を持ってしまわないように、児童用のドリルを親子で楽しく解いてみる習慣もおすすめです。

通学路のチェック・安全確保

4月から毎日通う通学路のチェックも重要な習慣です。特にバスや電車を用いて通学する場合は、小学校入学後もしばらくの間は保護者が同伴するケースが多いでしょう。小学校入学前から子どもとルートを共有しつつ、安全確保に努めることが大切です。

交番や公共施設の場所・車の量が多い場所・飛び出しやすい場所・横断歩道がなく危険な場所などを子どもと把握・共有しましょう。また子どもに「子ども110番の家」の意味を教え、もしもの時には駆け込むように伝えてください。

最低限のコミュニケーション能力

小学校は、団体行動や他者の価値観などを学ぶ場でもあります。子どもがスムーズに集団生活になじめるように、最低限のコミュニケーション能力は身につけておきましょう。

とはいえ、小学一年生の子どもに高い対人スキルを学ばせることは困難ですよね。みんなと仲よくする・悪いことをしたら謝る・嘘はつかない・先生の言うことを守るなど、基本的な対人ルールを辛抱強く伝えることが大切です。

子どもの入学式のスケジュールから逆算して予定を立てよう!

何事も、期限ギリギリで準備を始めると慌ただしくなってしまうものです。子どもの小学校入学の日程が決定したら、スケジュールから逆算して着実な予定を立てていきましょう。例えば前年の9月頃までにランドセルを揃えたり、前年内までに健康診断を終わらせたりなどが挙げられます。

必要な物の準備は年明けの学校説明会以降にスケジューリングし、何日までに何を揃えるのかをメモして視覚化させておくことが大切です。最初にすべての必要品やタスクをリストアップしつつ、家の中の目立つ場所に貼って家族と共有することでミスが防げます。

小学生から始める習い事なら『Wonder Code』

今回は、子どもの小学校入学までに必要なものや、子どもに習得してもらいたいスキルなどをご紹介しました。

子どもが楽しく小学校に通うためには、対人関係と学業がともに充実していることが求められます。特に小学校入学までに学習習慣がほぼなかった子どもにとっては、まずは勉強を身近に感じてもらうことで通学のストレスを軽減できるでしょう。

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