学校の英語教育だけでは不安…正しく発音するコツを知りたい!

昨今のグローバル化に伴い、英語教育の必要性が高まっています。大学入試改革や中学校受験での英語必修化だけでなく、小学校でも英語が教科として取り入れられています。

ただ、実際に英語力を身につけるには学校の授業時間だけでは足りません。家庭学習を充実させながらスキルアップする必要があります。

なかには「なかなかネイティブな発音ができない」「英語で話しても相手に伝わらない」といった悩みをもつ小学生もいるでしょう。

そこで今回は、小学生が英語をよりよく発音できるコツを解説します。英語の発音を改善する必要性や鍛え方などについて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

英語の発音を正しく覚えるべき3つの理由

ご存じのように、英語の発音は日本語の発音と異なり多くの種類があります。母音に関していえば、日本語が5音であるのに対し英語は17種類(IPA:国際音声記号学会)、アメリカ英語で使われる「Jones式発音記号」では26種類にものぼるそう。

つまり英語の発音が多様であるため、日本人が英語の音を聞き分けたり正しく発音したりするのが難しいのです。

しかし、英語の発音を正しく把握できれば英会話を上達させられます。ここでは英語の発音を正しく理解すべき理由を3つ紹介します。

自分の英語に自信を持って話せるようになるため

英語の発音を正しく覚えると、自分の話す英語に自信を持てます。

たとえば日本人がwaterを発音する際は、強弱が弱く棒読みのような発音になりがちです。正しく発音しているつもりでもネイティブになかなか伝わらず、自信を失ってしまう子どもがいるかもしれません。

アメリカ人がWaterを発音するときは「ワラ」に近く、しかもWaterの最初にアクセントがあるため「ワ」がより強く発音されます。

英語の音の特徴を理解し発音の仕方に慣れれば、発話を恐れることなく自然なやり取りが可能です。

グローバルな働き方や人生を実現するため

英語は世界中で使われる共通言語であり、グローバルな働き方や人生を実現するためには必要不可欠な存在です。英語を話せない人よりも話せる人のほうが職業の選択肢も増えます。

逆に、英語の「読み書き」ができても発音に自信のない人は、せっかく海外の人々と交流する機会があっても実際にコミュニケーションをとるのが難しいでしょう。

グローバル化が進みコミュニケーションツールが多様化する現代、英語の発音を克服して他者とやり取りできたほうが、活動の幅をどんどん広げられます。

スピーキング能力を通して、リスニング能力を高めるため

英語の発音を覚えて話し方を磨いていくのは、リスニング力の向上につながるでしょう。その理由は、発音の仕方や音の違いがわかれば話し手の発音をしっかり聞き取れるからです。

たとえば、日本人が発音したり聞き取ったりするのが難しい音としてRとLが挙げられます。RやLを日本語にすると両方ともラ行ですが、実際は発音法が異なり同じ音ではありません。

英語の発音を身につけるには、口の中や舌の使い方などを意識してRとLを明確に区別することが必要です。繰り返し練習し発音が上達すれば、ネイティブが話す発音も聞き取れるでしょう。

子どもに発音を教える前に押さえておきたい知識

子どもに英語の発音を教える前に押さえておきたい知識を4つ紹介します。

  • 英語の発音は国や地域によって異なる
  • 学校以外の場でも発音を練習する
  • 英語学習の必要性を確認する
  • 日本語と英語の発音で異なる点を理解する

上記を押さえることで英語の発音を改善する目的や方法が明確になるでしょう。

英語の発音は国や地域によって異なる

まず知っておきたいのが、英語の発音は国や地域によって異なる点です。アメリカ英語やイギリス英語はもちろん、オーストラリア英語やカナダ英語、インド英語など国や地域ごとに特有の発音があります。

教科書通りの発音に慣れてしまうと、イギリスやアメリカ以外の発音が聞き取れなかったり意味を理解できなかったりするでしょう。

国や地域ごとに発音の特徴を調べたり、さまざまな出身地のネイティブな発音に触れさせたりすると、子どもが発音に興味をもち異文化の理解にもつながります。

小学校の英語教育だけでは、ネイティブ言語に触れる機会は少ない

英語の発音を正しく覚えるためにはネイティブの話す発音に慣れる必要があります。ただ、小学校の英語教育だけでは自然な発音に触れる機会は少ないといえるでしょう。

ネイティブ講師が常勤の場合、小学校では日常的にネイティブ言語に触れられます。しかし非常勤の場合、ネイティブ講師と顔を合わせる機会やネイティブ言語に触れる機会が少なくなることもあり得るのです。

つまり、学校教育に任せておくだけでは英語の発音を習得するのは難しく、学校以外での発音練習が必要なのです。

子どもの「なぜ英語を学ぶ必要があるの?」に答えられるようにする

子どもから英語学習の必要性を問われたときの回答を、事前に準備しておきましょう。その理由は、英語を学んだり発音を改善したりする子どもの意欲を高めるためです。

たとえば、次の3点を念頭において英語が役に立つ理由を解説します。

  • 将来の可能性が広がる
  • 表現力や思考力が高まる
  • グローバルな感覚が身につく

英語は世界中で使われており、英語を話せれば旅行や留学、海外勤務などのチャンスが広がります。日本語以外の言語が使えるようになると、語学力だけでなく表現力や思考力の向上にもつながるのです。

また英語学習を通して、異文化理解を深めたり国際感覚を養ったりできる点を子どもに伝えましょう。

日本語と英語では根本的に発音が異なる

 参考
日本語と英語の発音の違いを認識すれば、日本人でも英語の発音をより良くできます。たとえば以下のように、英語の発音には日本語の発音と異なる特徴があるのです。

  • 音節の区切り方が違う
  • リズムが異なる
  • 音声が頻繁に変化する
  • 日本語にはない音がある

英語の音節は、子音と母音の組み合わせで1つの音節として成り立っているのが特徴です。たとえば手拍子でwhiteと発音する場合は1拍ですが、日本語で「ホワイト」と発音すると3拍になります。

英語のリズムはアクセントのある母音が影響しており、相手に通じる英語を話すには母音を正しくはっきりと発音しなければなりません。

また英語には、Did you~(ディジュ)、Let it go.(レリゴー)など、前後の音のつながりで音声が変わる発音があります。ほかにも日本語では表現しきれない音が多く、例としてappleの [æ] 、cupの [ʌ]などが挙げられるでしょう。

英語の発音を良くするためには、英語と日本語の特徴を把握したうえで練習するのが有効です。

【小学生向け】英語の発音を改善する5つの方法

小学生が英語の発音を改善するための方法は、以下の5つです。

  • 発音を聞き分けられる教材の活用
  • 簡単な英文の発音をまねる
  • 焦らずゆっくりと練習する
  • 英会話アプリで発音を確認する
  • 英会話スクールを利用する

一度にすべての方法を取り入れる必要はありません。まずは子どもが取りかかりやすい方法から始めましょう。次第に英語の学習方法が身につき、負担感なく発音の練習を続けられます。

では早速、発音の練習方法について解説します。

音を正確に聞き分けやすい教材を利用する

(メモ:動画や音源。日本語のrと英語のrは発音が違うなど)
英語の発音を改善するにも、まずは正しい英語の発音を聞き分けなければなりません。発音の仕方を把握したり発音練習したりする際は、正しく音を聞き分けられる教材を用意しましょう。

英語の音を正確に聞き分けるためにはフォニックスの教材をおすすめします。フォニックスとは、英語の文字(つづり)と発音の関係性を学ぶ音声学習法です。

フォニックスを習得したのち、英語の音声教材を使って正確な発音を聞き取ったりリズム感を身につけたりしましょう。

童謡や絵本など簡単な英文の発音をまねる

童謡や絵本など簡単な英文の発音をまねる方法は、子どもの興味とつなげやすいため効果的な学習方法といえます。

たとえば、次の手順で発音を練習しましょう。

  • 童謡や絵本を選ぶ
  • 発音を聞き取る
  • 発音をまねる
  • 発音のフィードバックをもらう

子どもの好きな英語の童謡や絵本を選ぶ場合は、難しいレベルではなく発音が容易に聞き取れるものにします。英語で読み上げている音源をくり返し聞かせて発音に慣れさせましょう。

聞き取りに慣れたら、口や唇の形、口の中の様子がわかる動画や画像を活用しながら発音をまねる練習に入ります。また、保護者が子どもの発音を聞いて「上手になったね」と褒めれば、子どものやる気につながるでしょう。

焦らずゆっくりと発音する習慣をつける

英語の発音は日本語よりも多様で複雑であるため、慣れるまでに時間がかかります。子どもが発音を練習する場合は、焦らずゆっくりと発音するように助言しましょう。

また、発音に加えてリズム感も重要なポイントです。自然な流れで英語を発音するには、単語のアクセントや単語どうしのつながり、イントネーションなど多くの要素を克服しなければなりません。

一つひとつの要素を丁寧に学習させるほうが発音をより良くできると同時に、発音を上達させるための練習を習慣づけられます。

子ども用の英会話アプリを導入する

参考
発音を練習する場合は、子ども用の英会話アプリを取り入れてみましょう。無料アプリの中にも録音やフィードバック、単語検索などの機能がついているため、費用を気にせず手軽に利用できます。

親が勧めたい英会話アプリであっても、子どもによっては「使いづらい」「楽しくない」場合もあります。まずは子どもが扱いやすく、ネイティブの発音を正しく確認できるアプリをいくつかインストールしましょう。

数種類をインストールして子どもに使わせる場合、1つに絞る必要はありません。機能によっては、複数のアプリを活用して発音を練習するのも効果的な方法です。

ネイティブ講師と触れ合えるスクールを活用する

発音を改善したい場合は、ネイティブ講師と触れ合えるスクールを利用するのも一手です。

スクールを利用するメリットとして、次の3点が挙げられます。

  • 正確な発音を習得できる
  • 実践的な英語力が身につく
  • 英語のニュアンスを学べる

ネイティブ講師は正しい発音の仕方のほか自然な話し方やフレーズを教えてくれるため、実践的な英語力を習得できるでしょう。
またネイティブ講師の発音やニュアンスに慣れることで、より自然な英語のやり取りが可能になり自信につながります。

生活に楽しく英会話を取り入れるアイデア

学校やスクールで学習するだけでは、英語の正しい発音を覚えることが難しく時間もかかるでしょう。そのため学校やスクールを活用する以外に、生活の中で英語を発音する機会を作ることが必要です。

まずは、子どもが英語の発音に関心をもち、英語の発音練習を楽しくできる状況を作ります。楽しさがなければ、複雑で種類の多い英語の発音を身につけるのは難しいでしょう。

今回は、生活に楽しく英会話を取り入れるためのアイデアとして、3つ紹介します。ぜひご家庭で試して子どもの発音を改善していきましょう。

英語のゲームやおもちゃで遊ぶ

英語のゲームやおもちゃで遊ぶのは、子どもが英語の発音に慣れる方法です。自然に楽しめて夢中になりやすい英語のゲームやおもちゃを用意しましょう。

たとえば、ネイティブの発音が聞ける音声付きのおもちゃは子どもの興味を引きます。ボタンを押して何度もくり返して発音を聞くことで、子どもはいつの間にか正しい発音を身につけるでしょう。

また、英語カードを使ったゲームは子どもが好きな遊びの一つです。トランプのように神経衰弱やカード合わせの過程で、アルファベットや英単語を発音させてみましょう。

歌詞を見ながら洋楽を聞く

歌や音楽が好きな子どもは、洋楽で英語の発音練習ができます。洋楽は英語音のつながりや音声変化、英語特有のリズムなどを学べる教材です。子どもの発音を改善したい場合は、積極的に利用したい音源といえます。

洋楽を聞く際は子どもに好きな曲を選ばせますが、いきなり発音を聞き取らせようとするのは良くありません。子どもによっては「発音がよくわからないし難しいからイヤだ」と練習しないケースも。

洋楽を聞かせる場合は、歌詞を用意して英語の発音を確認しながら聞かせます。rやlの入っている言葉を選んで聞き取らせたり韻が踏まれている箇所を探させたりすると、子どもは楽しみながら発音を習得できるでしょう。

子どもの好きなコンテンツに英会話を取り入れる

(メモ:子どもがはまっている漫画について英語でレビューしてもらうなど)
子どもに英語の発音を改善させたい場合は、子どもの好きなコンテンツを活用するのがおすすめです。たとえば子どもが夢中になっている漫画があれば、英語で保護者に解説してもらうと発音の改善につながるでしょう。

また漫画の1シーンを切り取って、登場人物が話す言葉を英語に直して発音させてみます。最初は難しいため、保護者と一緒に行いましょう。漫画のセリフを英語でやり取りできるようになれば、英語の発音や会話力は上達するはずです。

子どもの英会話スクールを選ぶ4つのポイント

お伝えしたように、学校教育だけでは英語の発音は上達しません。学校以外の場所で教材や音源を使い、英語の発音練習を続ける必要があります。

自宅で教材を使った発音練習のほか、子ども用の英会話スクールに通ってネイティブ講師の話す英語に直接触れる機会をもつのも良いでしょう。

ここでは英語の発音を改善したい場合に「効果を実感できる英会話スクールを選ぶポイント」について解説します。

ネイティブ講師と触れ合える時間が長いか

英語の発音を良くするため、英会話スクールに子どもを通わせる場合は、ネイティブ講師の在籍を考慮するとともにネイティブ講師と触れ合える時間についても確認しましょう。

ネイティブ講師と長く触れ合えるほうが、自然な英語の発音を聞き分けられるうえ、リスニング力をより向上させられます。講師の中には、子どもの発達や特性に応じた教育法を学んでいると同時にフォニックスなど教授歴のある講師もいます。

実際にレッスンを見学するなどして「自然な英語を大量にインプットできそうか」「英語の発音を丁寧に教えてくれるか」入念にチェックしましょう。

距離や金銭面など、無理なく継続的に通える要素が整っているか

英語の発音を良くするためとはいえ、英会話スクールまでの距離が遠かったり費用がかなり高額になったりする場合は、英語学習の継続といった視点で課題が残ります。

英語の習得は続けてこそ意味があります。何かの理由で通いづらくなったり通うのが精一杯で自宅学習ができなかったりすれば、スクールに通っても正しい発音の仕方を習得できません。

無理なく続けられる要素が整っているのか、スクールに通わせる前に十分確認しましょう。

子どもにとって楽しいカリキュラムが組まれているか

英会話スクールを選ぶ際に、講師や通塾の手段、費用面のほか、実際にどのようなカリキュラムが組まれているのか確認する必要があります。

たとえば楽しく発音を学ぶカリキュラムとしては、歌やリズム、ロールプレイなどを取り入れていたり、パソコンやアプリを使ってゲーム的に英語を学んだりするものが挙げられます。

また、個別指導方式が導入されているスクールであれば、子どもの特性に応じた英語の発音練習が可能です。

口コミやレビューが高いか

英語の発音を良くするためのスクールを選ぶ場合、口コミやレビューを確認するのもおすすめです。口コミやレビューの評価点だけでなく、以下に挙げる視点をもとに調べましょう。

  • ネイティブ講師が発音に重点を置いて指導しているか
  • スクールの雰囲気が明るく、子どもが楽しく学べそうか
  • 動画や音源などの設備が充実しているか
  • 家庭学習に使える発音アプリなどの紹介があるか
  • 子どもが自信をもって発音できる環境か

以上の視点から口コミやレビューを調査するとより良いスクールを選べます。また可能な限り体験レッスンに参加して、子どもの様子や講師とのやり取りを確かめるのも大切です。

正しい発音英語を楽しく学ぶなら『Wonder Code』

英語の発音を改善できれば、子どもは自信を持てるでしょう。また実践的な英語力の向上にもつながります。発音をより良くしようと思えば、音を正しく聞き取ったり正しい発音の仕方を習得したりする必要があります。

家庭生活の中でネイティブ音源や動画、教材を活用しながら、継続的に発音を練習しましょう。このほか、ネイティブ講師の発音に触れたり直接発音の仕方を教わったりできるスクールを活用する方法があります。楽しみながら正しい発音を身につけられる点を重視するとともに、子どもの英語力を総合的に養えるスクールを選びましょう。

スクールを選ぶ際は『Wonder Code』がおすすめです。正しい英語の発音はもちろん、表現力や思考力などをバランスよく身につけられます。ご興味ある方は、ぜひお問い合わせください。