長い夏休み、子どもとの思い出をつくりたい!

子どもにとっては、毎日がキラキラしているように見える時期である夏休み。保護者にとっては不安や疲れも多いものですが、長い人生のなかで、小学生の夏休みはあっという間のひと時です。親子で一緒に楽しめる遊びを通して、思い出を積み重ねていくとよいでしょう。

今回は、子どもと一緒に楽しめる夏休みの遊びや、夏休みの遊びで気をつけたいポイントをご紹介します。長期休みでしかできないチャレンジを親子で楽しみながら、子どもの成長や思い出づくりにつなげていきましょう。

子どもと一緒に楽しむ!夏休みの遊び7選

ここでは、親子で楽しめる夏休みの遊びを7つご紹介します。夏休みは、親子の関係性を深める絶好の機会です。子どもの行きたい場所ややりたいことを尊重しながら、さまざまな経験を通して価値観の幅を広げていきましょう。

アウトドアやキャンプなどのネイチャーアクティビティ

夏休みの遊びとして、アウトドアやキャンプなどのネイチャーアクティビティをおすすめします。暑い夏休みだからこそ、外に出て汗をかき体を動かし、夏という季節を目一杯感じてみましょう。もちろん、熱中症には気をつけて水分をたくさんとってくださいね。

森の中や渓谷などの自然が多い場所に行くと、体感温度が下がり普段の暑さが嘘のように感じられます。「バーベキューやキャンプは準備が大変」という人は、手ぶらで楽しめるグランピングも検討してみるとよいでしょう。

牧場や科学館などの体験型施設

牧場や科学館などの体験型施設は、子どもの想像力や感性を育むための遊びができます。たとえば、牛の乳絞り体験や乗馬体験などは、大人になっても忘れられないような素敵な夏休みの思い出になりますよ。動物園ではできないような、距離感の近いスキンシップが楽しめます。

昨今では、デジタル技術を駆使した体験型アート館も人気です。情報技術と自然は相反する存在のように思えますが、五感を使った体験は等しく子どもの情緒を育てます。見るだけではなく、来館者・来園者が参加して楽しめる施設を探してみましょう。

焼き物や押し花などのものづくり体験

夏休みには、さまざまな習い事やスクールで体験教室が開かれます。なかでもおすすめしたいのが、焼き物や押し花などのものづくり体験です。夏休みには地域の子どもたちが集まるため、学校以外の友達ができるきっかけにもなるでしょう。

ものづくり体験では製作物を持ち帰れるため、夏休みの自由研究のテーマとしても扱えます。親子で協力して作成するだけではなく、それぞれ別の作品をつくりながらお互いの違いを楽しむのもよいでしょう。焼き物や押し花のほか、絵画やアクセサリーづくりなども人気のものづくり体験です。

お祭りや室外プールなどの夏限定レジャー

夏休みの遊びといえば、お祭りやプールを思い描く人も多いのではないでしょうか。夏休みならではのレジャーを親子で楽しみ、思い出を積み重ねていきましょう。過去に行ったことがある施設でも、夏休み限定のイベントや展示が行われている場合があります。

お祭りなら浴衣選び、プールなら水着選びなど、当日までの準備も楽しめる点が魅力です。各地の花火大会やお祭り情報をチェックして、暑さ対策をしたうえで出かけるとよいでしょう。そのほか、スイカ割りやかき氷づくりなど、家庭で楽しめる夏らしい遊びもぜひ取り入れてくださいね。

泡遊びや泥遊びなど、体を汚せる遊び

夏休みは家の中にいる時間が多く、子どものフラストレーションがたまりがちです。そこで、泡遊びや泥遊びなど、思い切り体を汚せる遊びを通してストレスを発散させましょう。最初から汚れるとわかっていれば、タオルや着替えなどの準備ができて対応しやすくなります。

ほかにも、色水入りの水鉄砲や水風船を取り入れた遊びなどは、子どもの好奇心を刺激します。家のなかで遊ぶ場合は、泡風呂がつくれる入浴剤で遊んでみてはいかがでしょうか。普段はお風呂が嫌いな子どもでも、夏休みならではの解放感も合わさりバスタイムを楽しんでくれることでしょう。

シュノーケルやサーフィンなどのビーチアクティビティ

夏休みには、海での遊びは欠かせませんよね。とくにシュノーケルやサーフィンなどのビーチアクティビティは、夏以外の季節ではなかなかできない体験です。日本各地のビーチにて、親子連れ・子ども向けのサーフィン教室が展開されているので、参加してみるとよいでしょう。

内陸に住んでいる場合は、夏休みは子どもが海と触れ合える貴重な機会です。水が苦手な子どもでも、足が着く場所でシュノーケルなどのビーチアクティビティにチャレンジすることをおすすめします。子どもの夏休みをよりキラキラした思い出にするために、ぜひ足を運んでみましょう。

プラネタリウムや動物園などの娯楽施設

夏休みには、プラネタリウムや動物園などの娯楽施設が家族連れで賑わいます。施設もファミリー層の来園・来館を見据え、家族向けのイベントを開催する傾向にあります。

たとえば動物園では、子ども向けの餌やり体験やビンゴゲームが開かれることも。プラネタリウムでは、人気アニメのキャラクターがナレーションを務めるイベントもあります。これまで訪れたことのある娯楽施設でも、ファミリー向けのイベントが行われているかどうかを確認してみるとよいでしょう。

夏休みの遊びで気をつけたいポイント

ここでは、夏休みの遊びで気をつけたいポイントをご紹介します。夏ならではの遊びは、水害や熱中症などの危険と隣り合わせでもあります。けがや事故にも気を配りながら、子どもが安全に楽しむための配慮を徹底していきましょう。

自然のなかでの遊びは、安全管理を徹底する

夏休みの遊びは、しばしば自然のなかで行われます。そのため、川遊びや海での水害にはもちろん、森や山での事故やけがにも細心の注意を払いましょう。身体的なトラブルを避けるために、虫よけグッズや日焼け防止グッズなどを準備することも大切です。

とくに、施設内で定められている安全のためのルールは、子どもにも徹底的に伝えましょう。夏休みには、毎年のように子どもにかかわる悲しいニュースが流れます。安全は当たり前に守られるものではなく、子ども当人や周りが意識を高く保つことで守られるものなのです。

勉強とのメリハリのため、遊ぶときは存分に

夏休みの遊びでは、勉強とのメリハリをつけさせることを意識しましょう。メリハリのコツは、勉強のときに遊びを持ち込まないことだけではありません。遊びの時間に悔いなく遊べるからこそ、切り替えのスイッチを入れられるのです。

たとえば遊びの最中に、「早く切り上げて宿題をしなさい」や「夏休みだからって遊んでばかり……勉強はしないの?」などのような言葉をかけられると、子どものテンションが下がってしまいます。「十分に遊べなかった」という気持ちは、その後の学習時間にもネガティブな影響を与えるため注意が必要です。

親が連れて行きたい場所よりも、子どもが行きたい場所に

夏休みの遊びを選ぶときは、親が連れて行きたい場所よりも子どもが行きたい場所を優先しましょう。どんなにお金をかけても、どんなに遠くまで出かけても、子どもが喜んでいないのであれば素敵な思い出にはなりません。子どもにとっては、「昔夏休みに〇〇に行ったことがある」という事実や記憶が残るだけです。

近所の公園や行き慣れた友達の家であっても、子ども自身が「行きたい」と思うからこそ、夏休みの思い出として価値が残ります。とはいえ、保護者としては「せっかくの夏休みなのだから、特別な場所に連れて行ってあげたい……」とも思いますよね。

そこで、保護者が主導権を握って行先を決めるのではなく、いくつか候補をあげて子どもに「このなかで行きたい所はある?」と聞いてみましょう。子どもが自分で選択した場所であれば、「親に勝手に決められた」という意識は持ちにくくなります。親子でお互いが楽しめるお出かけや遊びを、探してみてくださいね。

夏休みから始める習い事なら『Wonder Code』

今回は、親子で一緒に楽しめる夏休みの遊びや、遊びにおける注意点などをご紹介しました。長い夏休みにおいては、遊びだけではなく学習習慣を定着させることも大切です。とはいえ、子どもが学習に対して楽しさを感じられていない状態では、主体的な学習にはつながりにくいものです。

そこでおすすめしたいのが、子どもの知的好奇心を引き出すメソッドを取り入れた「Wonder Code」のカリキュラムです。Wonder Codeでは、プログラミングや英会話など将来役立つスキルを、子どもが楽しみながら学べます。ぜひ夏休みの機会に、無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。