子どもが夏休みに突入!保護者ができるサポートって何だろう?

今年もいよいよ本格的な夏休みシーズンが到来しました。小学生の夏休みでは、家事や仕事の他に子どもの生活も管理しなければいけないため、保護者にとっては心身ともに疲労がたまりますよね。

夏休みの過ごし方次第で、子どもは大きな成長を遂げます。大人にとってはあっという間の約1ヵ月半でも、時間の感覚が異なる小学生にとってはいつまでも続くようなワクワクした毎日です。夏休みでは小学生の知的好奇心や関心を引き出し、ひと皮剝けた姿で新学期を迎えましょう。

今回は、小学生の夏休みの過ごし方や、夏休みで気をつけたいポイントをご紹介します。小学生の夏休みをどう過ごしたかは、大人になっても話題になるものです。子どもがいつまでもキラキラした思い出を胸に秘められるように、夏休みの過ごし方について考えていきましょう。

子ども自身に「やるべきこと・やりたいこと・実際にやること」を決めてもらおう

小学生の夏休みでは、子ども自身に「やるべきこと・やりたいこと・実際にやること」を決めてもらいます。夏休みのスケジュールを自分で決めるプロセスを通して、計画性・柔軟性・目標達成力が磨かれます。

実際に夏休みのスケジュールを立てて実行してみると、予定通りに進まないケースが多いはずです。やりたいことをすべてスケジュールに入れるのではなく、予定を厳選して「実際にやること」から決めていきましょう。

外せない予定を中心に、逆算して「やるべきこと」を組んでいきます。「実際にやること」から漏れた「やりたいこと」たちは、夏休みの宿題や習い事などの進捗に合わせて少しずつ調整していきましょう。最初は予定の分別からスタートしつつ、パズルのように計画を構成してみてくださいね。

小学生の夏休みの過ごし方7選

ここでは、小学生の夏休みの過ごし方を7つご紹介します。とはいえ、夏休みの過ごし方に厳格なルールがあるわけではありません。大切なポイントは、夏休み開始前と終了時に子どもの成長が見られるかどうかです。勉強と遊びのバランスをとりながら、夏休みにおける子どもの精神的な成長をサポートしましょう。

自然と触れ合う時間を増やす

小学生の夏休みでは、自然と触れ合う時間を増やすことが大切です。普段から遊んでいる公園だけではなく、キャンプや海、ハイキング、山登りなど、雄大な自然環境に包まれる経験をしてみましょう。

自然のなかでも遊びは子どもの五感を敏感にし、創造力や想像力の育成につながります。感性が磨かれ、アイデアを生み出したり情報を汲み取ったりする力も養われるでしょう。夏休みの小学生向けのネイチャーイベントや、ボーイスカウト体験などもおすすめです。

ウォーターアクティビティに参加

夏休みといえばぜひ体験したいのが、ウォーターアクティビティです。小学生向けのサーフィン教室やスキューバダイビング体験など、夏休みならではのイベントに積極的に参加しましょう。深く潜るのが苦手な子は、浅瀬で楽しめる潮干狩りやシュノーケル体験もおすすめです。

海辺での旅行では、ホエールウォッチングやドルフィンスイムなどワクワクするイベントも展開されています。カヌーやヨットなど、夏休みだからこそ楽しめる乗り物もよいですね。ウォーターアクティビティでは五感が磨かれるだけではなく、水の危険性や付き合い方を学ぶ機会にもなります。

流しそうめんやスイカ割りなど、夏ならではのイベント

小学生の夏休みでは、流しそうめんやスイカ割りなど夏ならではのイベントを楽しみましょう。本番当日だけではなく、割るスイカを一緒に選んだり、家の中でスイカを叩くのに適したものを探したりするのも夏休みのよい思い出になります。

夏休みらしいイベントには、歴史的な背景が秘められていることも。イベントが始まった時代やルーツ、文化の変化などを調べると、夏休みの自由研究にも役立ちます。リサーチ内容と実体験が組み合わさることで、学習の楽しさを認識するきっかけにもなりますよ。

夏季限定の習い事にチャレンジ

夏休み期間では、小学生向けの夏期講習や体験教室が多く展開されています。習い事選びに迷っている人はもちろん、夏休みの思い出づくりの一貫として参加してみましょう。とくに水泳やスポーツなどは、夏休みの習い事に人気です。

夏休み中に家庭での学習習慣をつけたい場合は、オンラインレッスンやWeb教材の導入もよいでしょう。まずは子どもに興味がある習い事や体験教室のリサーチしつつ、予算と相談しながら厳選してみてくださいね。

学童や児童館を活用

小学生の子どもが夏休みの間でも、保護者は仕事に家事に忙しいものです。昨今では共働きの夫婦も多く、あまり子どもとの時間をつくれない人も。夏休み中の子どものフラストレーションを解消するためにも、学童や児童館は積極的に利用しましょう。

学童や児童館では同年代の友達が増え、子ども同士のコミュニティが広がります。とくに学童は、夏休みの宿題や自主勉強を進めるために適した環境です。学童は夏休みのみの利用も可能ですが、公立の学童では受け入れ人数に制限を設けている場合もあるため、地域の最新情報をチェックしましょう。

ワークショップ参加でものづくり体験

小学生の夏休みでチャレンジしたい体験が、ワークショップへの参加です。子どもの夏休みにおけるワークショップとは、おもに参加型の体験教室を指します。とくに押し花や焼き物づくり、絵画などの創作的なワークショップは、夏休みの自由研究にもおすすめです。

ワークショップでは、子どもだけで参加する回もあれば、親子で一緒に楽しめる回もあります。小学校低学年の場合は創作が難航する場合があるため、一緒に参加できる回をおすすめします。貝殻で作るフォトフレームや、砂を用いた海モチーフのキャンドルなど、夏らしい作品作りができるワークショップも多く展開されていますよ。

一部の家事を任せ、担当してもらう

小学生の夏休み期間では、子どもの精神的成長を狙います。たとえば一部の家事を担当してもらい、家族というコミュニティへの献身や大切さを学んでもらいましょう。小学生の夏休みで学んだ生活力や家事スキルは、大人になった後も役立ちます。

トイレ掃除・お風呂掃除・ポストからの新聞紙の持ち帰り・テーブルの拭き掃除など、子どもの年齢や成長に応じて適した役割を与えましょう。お手伝い専用のポイントカードや簡単なご褒美システム(お小遣い・お菓子など)を作ると、継続のモチベーションにもつながります。

小学生の夏休みで保護者が意識すべきこと

ここでは、小学生の夏休みで保護者が意識すべきポイントをご紹介します。夏休みでは規則通りの生活が難しくなるため、家庭内のルールを作る必要があるものです。「だらけていたら夏休みが終わってしまった」とならないように、規律と遊びのメリハリをつけていきましょう。

子どもの生活リズムをコントロールする

小学生の夏休みでは、子どもの生活リズムをコントロールすることが大切です。夏休みでも毎日同じ時間の起床・食事・勉強・遊び・就寝を心がけ、規則正しい生活リズムをサポートしてください。

生活リズムが乱れると自律神経のバランスが崩れ、朝起きにくくなったり疲労を感じやすくなったりします。毎日の学習時間や集中力の維持にも影響を与え、なかなか切り替えられません。2学期を気持ちよく迎えるためには、夏休み中でも体内時計を崩さない取り組みが重要なのです。

遊びと勉強を混同しない

遊びと勉強を混同しないことも、小学生の夏休みで大切なポイントです。勉強時間にメリハリをつけるだけではなく、遊ぶときには思いきり遊ばせてください。なぜなら、遊びの最中に勉強の話題を出されると、モヤモヤした気持ちを抱いたまま自由時間が終わってしまうからです。

「思いきり遊べなかったな」と思ったまま勉強時間を迎えると、遊びへの誘惑が残りなかなか集中できません。小学生の夏休みでは、遊びも勉強も同じように大切です。遊んでいる子どもの姿を見て不安や焦りを感じないためにも、明確な勉強時間の確保を徹底しましょう。日々の勉強時間は短時間でも構わず、継続することと約束を守る習慣が大切です。

「子ども同士の付き合いも大切」と認識する

小学生の夏休みでは、子ども同士の付き合いも大切と認識しましょう。子どもたちには、大人ではわからないつながりや世界観があります。たった一つの約束を破ることで、新学期から人間関係が悪くなってしまう可能性もあるでしょう。

「勉強ばかりで友達と遊べない夏休みだった」という記憶は、大人になってからも心に暗い影を落とすものです。勉強の約束を守ることももちろん大切ですが、ときには保護者も柔軟性を持ち、小学生同士の付き合いを尊重しましょう。

オリジナルの学習日誌の作成もおすすめ

小学生の夏休みにおける勉強習慣では、オリジナルの学習日誌を作成するのもおすすめです。たとえば読書日記やなわとび練習帳などを作成し、シールやマークなどで記録をつけていきましょう。

自由研究の成果としてそのまま学校に提出することも可能です。小学校の夏休みでは、目標や規律がないとどうしても怠けてしまいがちに。子どもが主体性を持って取り組める目標を設定することで、向上心を刺激しましょう。

夏休みにおすすめの習い事は『Wonder Code』

今回は、小学生の夏休みの過ごし方をご紹介しました。小学生の夏休みは、心身ともに成長する大きなチャンスです。計画力や勉強習慣を身につけることも大切ですが、長期休みでしかできないチャレンジや思い出づくりも同じように尊重していきましょう。

とはいえ、新学期に好スタートを切るためには勉強習慣の定着が大切です。とくに夏休み中に家でなかなか勉強できない子どもの場合は、習い事や学習塾の導入を視野にいれている保護者も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたい習い事が、Wonder Codeです。

Wonder Codeでは、ロボットを取り入れたワクワクする授業のなかで、プログラミングや英語など役立つスキルを学べます。「小学生の夏休みから新しく習い事を始めたい」「夏休みを機に子どもに成長してもらいたい」という保護者は、無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。