【この記事の目次】
小学生向けのパソコンの選び方は?
小学校に入学すると、学校でパソコンに触れる機会が増えていきます。家庭環境によってパソコンへの親しみ方は違い、普段からパソコンに触れる機会が多いこどもは学校の学習でもアドバンテージをとることができるでしょう。
また中学・高校と進学するにつれて、デジタル・ITに関わる学習は増えていきます。さらに、現代社会では基本的なデジタルスキルを取得していることが重要視されています。こどもがパソコンに触れることは学校の授業についていけるだけではなく、将来役立つスキルの習得にもつながるのです。
今回は小学生のこどもに合ったパソコンの選び方や、こども向けパソコンの特徴などをご紹介します。大人に合わせた規格のパソコンに触れるのもよいですが、こどものレベルに応じた商品を与えることでよりスムーズなスキルアップにつながるでしょう。
【こども・小学生向け】パソコンを選ぶときのポイント
ここではこども・小学生向けのパソコンを選ぶ際のポイントをご紹介します。
- キーボードの間隔が空いている&タッチが軽い
- メモリは4GBもしくは8GB以上
- 軽くて小さく持ち歩きやすい
- 利用用途や利用場所から考える
基本的な操作方法やキーボードの配置などは大人用パソコンと変わりませんが、こども用ならではのギミックや特徴を取り入れた商品はこどもの好奇心を刺激し、学習への能動性を引き出してくれるでしょう。
キーボードの間隔が空いている&タッチが軽い
こども用パソコンは、キーボードの間隔が空いている商品が多い傾向にあります。またキーボードを押した際のタッチ感も軽く、こどもの体力や指の力でも無理なく押せることが特徴です。ソフトなタッチ感は、パソコン操作における不要な体力消費を防止します。
こどもの手は大人と比べまだ小さく、大人用パソコンだと手元がおぼつかなくなってしまうことも珍しくありません。こどもの頃から一般的なパソコンに触れさせることももちろん大切ですが、パソコン操作のモチベーションを低下させないためにもこども向け商品の導入をおすすめします。
メモリは4GBもしくは8GB以上
こども用パソコンを選ぶ際に悩む要素のひとつが、メモリの大きさです。メモリが大きいほど複雑なソフトがスムーズに動きやすくなり、パソコンの操作も円滑になります。こども用パソコンでタイピングの練習を行う程度であれば、4GBのメモリでも十分でしょう。
こどもがYouTubeのような動画視聴プラットフォームを楽しんだり、動画編集や写真編集などを行ったりする場合は、8GBのメモリを推奨します。こどものパソコンの利用目的を話し合いながら、適切なメモリの大きさを決めていきましょう。
軽くて小さく持ち歩きやすい
こども用パソコンを購入する際は、デスクトップ(据え置き型)ではなくノートパソコンやネットブックタイプのような持ち歩きがしやすい形状がおすすめです。こどもの腕力や体力でも扱いやすい重さ・大きさの商品を選びましょう。
家の外に持ち運びやすいだけではなく、室内の好きな場所でパソコンを開けられることがメリットです。軽くて小さい商品であれば自室から気軽に持ち出し、リビングでソファーに座りながら膝の上でパソコンを開くことも可能です。
利用用途や利用場所から考える
こども用パソコンを選ぶ際は、利用用途や利用場所から考えることでベストな商品を絞れます。こどもと話し合いながら、何のために自分用のパソコンが欲しいのかをまとめていきましょう。同じ年齢のこどもでも、性格やライフスタイルによってパソコンの利用用途は異なるものです。
パソコンにおける基本操作の練習はもちろん、絵を描いたり動画やアニメを観たり、SNSを利用したりなど目的はさまざまです。住宅環境や回線環境とも照らし合わせながら、適切な商品を選んでいきましょう。
値段にこだわらず、年齢やスキルに合ったパソコンを選ぼう
こども用パソコンを選ぶ際は、値段にこだわらずに年齢やスキルに合ったパソコンを選ぶことが重要です。学習段階にそぐわないパソコンを与えてしまうと、こどもがすぐに飽きてしまったり、機能に付いていけずにモチベーションが下がってしまったりする可能性があります。
とはいえ、保護者としてはやはり予算も気になるでしょう。こども用パソコンの値段相場は、大きく「5万円以下」「5~10万」「10万円以上」の3つに分かれます。基本的に安いパソコンは耐久性が低く、機能も制限される傾向にあります。
また利用用途によっては、リーズナブルなパソコンだとこどものビジョンをかなえられないケースもあるでしょう。パソコンを通して「デジタルスキルに慣れさせるだけではなく、さまざまなチャレンジをしてほしい」と思っている場合は、必要なスペックを高めに設定することをおすすめします。
こども向けおすすめパソコンメーカー3選
ここでは、こども向けのおすすめパソコンメーカーを3種類ご紹介します。
- 富士通
- 日本電気
- レノボ
保護者がパソコンやITの知識に疎い場合、店頭で相談しても商品の違いがよく分からないまま購入してしまうケースも少なくありません。メーカーごとの特徴を学び、こどもに合ったパソコンを選ぶ指標にしていきましょう。
富士通
こども用パソコンのメーカーに迷ったら、まずおすすめしたいのが富士通です。富士通のパソコンの魅力は品質の高さと耐久性です。厳しい耐久試験や堅牢性試験(固くて丈夫なことを証明する試験)をクリアした商品が展開されています。
こどもはどんなに「大切に使ってね」と伝えても、ついパソコンを雑な扱い方をしてしまうものです。もちろん丁寧に扱うことは大前提としつつも、比較的衝撃に強い富士通のパソコンはこども向けパソコンとしておすすめといえるでしょう。
日本電気
日本電気は、日本を代表する電機メーカーのひとつです。日本電気のパソコンはこどもの利用用途に寄り添った特徴を持つ商品が多く、中でも小学生向けの「LAVIE N11」は教育の観点からも好評です。保護者としては日本産であることも安心ポイントですよね。
またこどもでも持ち運びがしやすい軽量モデルの中には、重量が1kgを下回る商品も展開されています。メモリを含めるパソコンのスペックも幅広く、高性能なものからあえてCPUのスペックを落としたものまで目的に沿って選択しやすいことが魅力です。
レノボ
中国メーカーであるレノボのパソコンも、幅広いスペックを兼ね備えていることが特徴です。レノボならではの魅力として挙げられるのが、こども用パソコンの開発に注力している点といえるでしょう。
こどもの成長段階に合わせたパソコンを選びやすく、何歳からでもパソコンデビューをしやすい商品が展開されています。またプログラミング学習やオンライン授業に適した機種も多く、選択肢が広いことがメリットです。
こども用おもちゃパソコンの特徴
ここでは、こども用のおもちゃパソコンの特徴をご紹介します。
- 人気のキャラクターと一緒に学べる
- 学校の科目を勉強できる
- プログラミング学習ツール内蔵が多い
こどもがパソコンに慣れ親しむためには、こども自身が「パソコンを使うことは楽しい」と思えることがとても大切です。
こどもの年齢に応じて好奇心を刺激するおもちゃパソコンを選び、ライフスタイルの中に楽しくパソコンの習慣を取り入れていきましょう。
人気のキャラクターと一緒に学べる
こども用おもちゃパソコンの最も目立つ特徴は、人気のキャラクターと一緒にデジタルスキルを学べることです。男児と女児にそれぞれ人気のキャラクター商品が充実しており、ゲームで遊んでいるような感覚でパソコンに触れられます。
商品によってはマウスもキャラクターデザインになっており、画面のフレームにも賑やかなイラストが描かれています。内蔵されたソフトやアプリケーションにももちろんキャラクターたちが登場。中には、音声認識で画面の中のキャラクターが反応してくれる機能も備えられています。
学校の科目を勉強できる
こども用おもちゃパソコンを選ぶ際に不安になる要素が「本当に学習用機器として機能してくれるの?」という点ですよね。一見するとおもちゃ感を強く抱くかもしれませんが、しっかりと学校の科目をフォローできる機能が搭載されています。
日本の教育機関における主要五科目とされている国語・算数・英語・理科・社会を勉強でき、毎日の習慣に取り入れられるドリル機能も充実しています。こども用おもちゃパソコンは、勉強と息抜きが同じ機器で行える多機能なデバイスだといえるでしょう。
プログラミング学習ツール内蔵が多い
こども用のおもちゃパソコンでは、2020年度から小学校で必修化されたプログラミングを学習できるツールが内蔵されている傾向にあります。プログラミング学習と聞くと難しく感じるかもしれませんが、こども向けパソコンではゲーム感覚で学べる工夫が多く施されていることが特徴です。
こども用パソコンのプログラミング学習ツールでは、視覚的にプログラミングを学べる「ビジュアルプログラミング」という機能が採用されているケースが多く、直感的な操作で学びやすくなっています。家庭学習でプログラミングを覚えることで、思考力や課題発見力も育まれていくでしょう。
楽しくデジタルスキルを身につけるなら『Wonder Code』
今回は、こども用パソコンの特徴やメリット、選び方のポイントなどをご紹介しました。
保護者のデジタル知識が疎い場合は、家電量販店で店員さんに相談することをおすすめします。「初めてこども用のパソコンを購入する」と正直に伝えれば、丁寧に違いを説明してくれます。
実際に店頭に赴く前に、パソコンの利用用途について家族で意見をまとめておきましょう。ハッキリとしたビジョンを持っていることで店員さんも商品を紹介しやすくなり、選ぶ側も目的意識を持って違いを見比べやすくなります。
また昨今では、こどもの将来的なデジタルスキルを養うスクールが注目されています。中でもWonder Codeはプログラミング学習に特化しており、こどもの知的好奇心を刺激しながら楽しくプログラミングを学べるメソッドを取り入れていることが特徴です。
ぜひこの機会に、無料体験教室や資料請求などから始めてみてはいかがでしょうか。