小学校では、将来の夢について作文を書く課題があります。多くの子どもにとって、自分の将来について真面目に考える初めての機会になるでしょう。今回は、子どもが将来の夢について作文を書く際のポイントをご紹介します。作文を書く理由についても理解しながら、より学習効果の高い作文を書けるようにコツをつかんでおきましょう。
「将来の夢の作文」の例
ここでは、パーツごとに「将来の夢の作文」の例をご紹介します。
- 結論から先に書く
「私の将来の夢は、歌手です。」
- 直後に主な理由を書く
「理由は、歌はみんなに笑顔や勇気を与えるからです。」
- 個人的な背景を書く(事象)
「私が歌手になりたいと思ったきっかけは、テレビで〇〇という歌手が『△△』という曲を歌っているのを見たからです。」
「『△△』はとても明るい曲で、テレビの中のお客さんたちもみんな笑顔でジャンプしていました。テレビを見ていた私やお母さんも、自然と笑顔になっていました。」
- 個人的な背景を書く(感想・気づき)
「その日、私はお母さんに叱られて落ち込んでいました。」
「でも〇〇が『△△』を歌っているのを見ていると、悲しい気持ちはいつのまにかなくなって、嬉しい気持ちでいっぱいになっていました。」
「そのとき私は、音楽や歌には人を笑顔にする力があるのだと気づきました。」
- 「将来の夢を叶えて何をしたいのか」を書く
「私が歌手になったら、〇〇のようにみんなが笑顔になる曲を歌って、幸せな気持ちになってほしいです。」
「私の歌でみんなが幸せになってくれると、私も幸せになれると思います。」
- 将来の夢に向けてやりたいことを書く
「今度、お父さんに歌の教室に連れて行ってもらう予定です。」
「〇〇のような歌手になるために、これからも練習を頑張ろうと思います。」
作文に必要なのは想像力と創造力
将来の夢の作文を書く際に必要なのは、想像力と創造力です。想像力は、経験や記憶などの情報から実現可能な未来を頭に思い浮かべる能力。創造力は、0から1を生み出すための能力です。
主に、将来のビジョンを広げるために使うのは想像力、実際に文字に起こすのは創造力です。このふたつの能力はお互いに影響を受け合い、どちらかを高めることで双方の能力が向上していきます。
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