子どもが学ぶことの「楽しさ」を覚えて「自主的に取り組む」ためにはどうすればいいか、悩まれている方も多いのではないでしょうか
自宅での自主学習を習慣づけることは簡単ではなく、保護者のサポートが必要不可欠です。
そこで今回は、子どもが自主的に勉強に取り組むメリットや自主的な学習を習慣づけるために有効なアイデアをご紹介します。
ぜひ、ご家庭での学習環境を整える際の参考にしてみてください。
自主的に勉強するメリット
1. 常に自分のペースで学習に取り組める
学校や学習塾での学習とちがい、自主的な勉強は場所を選びません。
そのため、子どもたちは周りの環境に集中を妨げることなく、自宅などの好きな場所で学習に取り組むことができるというメリットがあります。
一方で、子どもが勉強している時間は生活音などに配慮して、家庭全体で子どもが集中して学習に取り組める環境を整えることを意識してあげましょう。
また、子どもによっては学校での学習ペースについていけないことや、クラスメイトと比較してストレスを感じてしまうといったこともあると思いますが、自主学習であれば自分のペースで取り組めますので、過度なストレスやプレッシャーを感じることも少ないでしょう。
2. 隙間時間を使って無理せず学習できる
自主的な勉強は子どもの予定に合わせて柔軟に進めることが可能です。
通学時間や隙間時間を活用することで、日々の生活リズムに合わせて無理なく学習に取り組むことができます。
また、学校でのカリキュラムにとらわれることなく、子どもの興味関心に基づいた分野を学習することで、その分野の知識を深めると同時に、学ぶことの楽しさを感じられることも自主学習の大きなメリットと言えます。
3. 子どもが計画を立てる練習になる
継続的に勉強を続け、習慣化するためには、勉強の計画を立てることが不可欠です。
ただし、最初は計画を立てることが難しく、勉強する分野に偏りが出たり、計画通りに勉強が進まないことが影響してモチベーションが低下することもあるでしょう。
保護者は適切な距離感を保ちながら、一緒に計画を立てたり、計画通りに勉強が進んでいるかを定期的に確認しながら、子どもの学習をサポートすることが重要です。
自主的な勉強に取り組むときの注意点
子どもが自主的に勉強に取り組むメリットについて紹介しましたが、ただ自由に勉強させるだけではうまくいかないことも多いでしょう。
それでは、子どもに自主的な学習を促すにあたってどのようなことに注意するべきなのでしょうか。
集中して勉強できる場所を用意する
子どもが集中して勉強できる環境を整えてあげるのも大事です。十分な明るさが確保でき、生活音が気にならない場所を用意して、子どもが静かで落ち着いた空間で勉強できるように配慮してあげましょう。
日々継続できる学習時間を設定する
自主的な勉強を継続し、習慣づけるためには、無理なく勉強が継続できる一定の学習時間を確保しましょう。例えば、夕食後の30分間といった形で学習時間を予め決めておくことで、子どもは自主的に勉強に取り組む習慣を身につけることができます。
目標を設定する
子どもが自分で達成したいと思える目標を設定し、その目標に向かって努力することで、勉強へのモチベーションも高まるでしょう。ときには、目標を達成したときにご褒美を用意してあげるのもよいアイデアです。
また、大きな目標を一つ設定するだけでなく、段階ごとに小さな目標を設定しておくことも大切です。
段階的に設定した目標を一つひとつ達成していくことで、子どもたちはモチベーションを下げることなく勉強に取り組むことができますし、目標を達成するごとに達成感を得ることもできます。同時に、子どもは引き続き勉強に取り組む意欲が湧いてくるものです。
方法にとらわれず子どもの学習意欲を引き出す
ただ黙々と教科書を読むだけでなく、インターネットや参考書、その他の教材などを活用して、子どもが飽きずに学習に取り組めるよう工夫することも大切です。
視覚的な情報を取り入れ、映像教材や図解などを用いることも有効でしょう。
子ども自身が興味を持ちながら学習することで、自主的な勉強がより楽しくなり、積極的に勉強に取り組むことができるはずです。
子どもたちの頑張りを褒めてあげる
子どもが自主的に勉強に取り組んでいる姿を見たときは、積極的に褒めてあげることで、子どもの自己肯定感を高めることができますし、引き続き学習に取り組むモチベーションを高めることにもつながります。
さらに、定期的に進歩を振り返る機会を設けることもおすすめです。自分自身の成長を実感できることで、子どもは自主的な勉強に意欲的に取り組めるでしょう。
自主的な勉強に取り組むときのアイデア
ここまで子どもたちが自主的な学習に取り組むメリットと、そのときの注意点をご紹介しましたが、ここでは子どもたちに自主的な学習を促すいくつかのアイデアをご紹介します。
興味関心に合わせた学習教材を用意する
子どもがモチベーション高く自主的に勉強に取り組むためには、子どもが興味を持つテーマや教材を用意することが重要です。
例えば、お絵描きが好きな子どもには絵画の本や画材を用意し、科学が好きな子どもには実験キットを用意するなど、子どもたちの興味や関心に合わせた学習教材を用意しましょう。
ゲームやアプリを活用する
興味関心のある学習教材を用意するだけでなく、ゲームやアプリを活用することで普段と異なるアイデアで学習に取り組むことも有効です。
近年では、学習に特化したゲームやアプリが多数開発されているので、子どもの興味関心にあったものを用意してあげるとよいでしょう。子どもたちが楽しみながら学ぶことができるため、学習意欲の向上にもつながります。
親子のコミュニケーションの機会として
子どもの自主学習の継続と習慣化には、ご家族のサポートが欠かせません。自主学習だからといって子どもに任せっきりにするのではなく、勉強の進捗状況を定期的に確認したり、疑問点を一緒に考えて解決するなどして、自主学習をサポートしてあげましょう。
また、保護者が子どもの自主学習を見守り、知識や経験を共有し、ときには子どもを励ましながら一緒に取り組むことは、貴重なコミュニケーションの機会となり親子の絆が深まるでしょう。
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今回は、子どもが自主的に勉強に取り組むことのメリットやアイデアをご紹介しました。
子どもにとって自宅での自主学習は、最初は難しいことが多いかもしれませんが、保護者が様々な工夫をして子どもの学びをサポートすることができます。
また、楽しみながら学ぶためには、ゲームやクイズを取り入れたり、興味のあるテーマに触れることも大切です。
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