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いよいよ夏休み!子どもの勉強をサポートする方法は?
今年もいよいよ、子どもたちが待ちに待った夏休みがやってきました。お祭り・海・プール・夏季限定イベントと、夏休みはワクワクする出来事がたくさんありますよね。しかし長期休みに忘れてはいけないのが、家庭学習習慣の定着と維持です。
今回は、小学生の夏休みで陥りやすい注意点や、子どもの勉強をサポートする方法をご紹介します。夏休みの過ごし方は、新学期が始まった後の学習習慣にも影響を及ぼします。遊びと勉強のメリハリをしっかりつけて、毎日コツコツと学習に向き合っていきましょう。
家で勉強する際に陥りやすいポイント
ここでは、夏休み中に家で勉強する際に陥りやすいポイント・注意点をご紹介します。夏休みは、学校生活やルールから解き放たれる時期です。子どもにとっては「何でもできる!」「自由に過ごせる!」と全能感を抱くものです。子どもの心身の健康や学習習慣を守るために、保護者にできることを考えてみましょう。
生活リズムが乱れる
夏休みで気をつけるべき点の一つが、生活リズムの乱れです。夏休みは朝から学校に行く必要がないため、寝坊や夜更かしが常習化する可能性があります。朝ごはんが用意されていても、時間をかけてゆっくり食べている間に昼が近づいてしまうこともあるでしょう。
生活リズムが乱れると体内時計も崩れ、集中力が失われてしまいがちです。「学校が始まったら戻そう」と思っていても、一度崩れた生活リズムは簡単に元には戻りません。
誘惑が多く、勉強が後回しになる
夏休みでは誘惑が多く、勉強が後回しになってしまうケースがあります。朝から晩までゲームをしたり漫画を読んだりできますし、パソコンやスマートフォンも使い放題です。夏休み中に勉強を習慣化させるためには、娯楽の制限や生活ルールの徹底が求められます。
早く終わらせることを優先し、内容が入らない
子どもによっては、夏休みが始まった瞬間に宿題をすべて終わらせようとする場合もありますよね。「終わらせる」だけを意識して取り組む勉強は、内容が定着しにくいものです。
タスクを集中して終わらせる力はもちろん大切ですが、長期休みに求められている学習の大きなポイントは「継続」です。夏休みの学習では、速さよりも継続力・忍耐力を重視する必要があるでしょう。
夏休みの勉強を楽しく進める5つのコツ
ここでは、夏休みの勉強を楽しく進めるコツを5つご紹介します。夏休みの勉強を苦しいものではなく、できる限り楽しいものにするために、家庭でできるサポートを学ぶことが大切です。勉強を楽しいと思える感覚は、小学校だけではなく中学・高校・大学に入学した後にも役立ちます。
家族で一緒に計画表を作る
夏休みの勉強を楽しく進めるためには、家族で一緒に計画表を作ってみましょう。作成の際、勉強だけではなく遊びの予定も一緒に作ることで、楽しみつつ逆算的なスケジュールを組みやすくなります。
たとえば「〇日には海、〇日にはプールに行くから、それまでに宿題をここまで終わらせよう!」や「〇日には住んでいる駅の前でお祭りがあるから、当日に宿題しなくて済むように準備しておこうね」など、ワクワク感を伴った計画を立てることで学習へのモチベーションにつながります。
遊ぶ時間には勉強の話題を出さない
夏休み中に子どもが遊んでいるときは、なるべく勉強の話題を出さないように心がけてください。長期休みにかかわらず、効果的な学習習慣を身につけるためには遊びとのメリハリが求められます。メリハリでは「勉強するときは遊ばない」だけではなく「遊んでいるときは思いっきり遊ぶ」も同様に大切なのです。
たとえば遊んでいる最中に「勉強は大丈夫なの?」「早く切り上げて宿題して!」など声掛けすると、子どもは「心がモヤモヤしたまま遊びの時間が終わってしまった」という感覚を抱きます。勉強時間になっても気持ちを切り替えられず、集中力が乱れがちになってしまうのです。
夜更かしは控えめに!規則正しい生活を心がける
夏休みの勉強を楽しく進めるためには、体と心のバランスが整っていることが大切です。体がだるかったり眠かったりする状態では、モチベーションを高く保てませんよね。夏休み中でも夜更かしは控えめにして、規則正しい生活を心がけましょう。
とはいえ、子どもにとって夜遅くまで起きているのは楽しいものです。寝かしつけが大変な場合は、あえて「夜更かしをしてもいい日」を事前につくっておくと夏休みらしいイベントにもなります。規則正しい生活を家庭でサポートするためには、無理のない範囲で食事や運動も毎日同じ時間にしてあげてください。
毎日の勉強に明確な目標をつくる
毎日の勉強に明確な目標をつくることも、夏休みの勉強を楽しく進める方法の一つです。小学生の子どもにとって約1か月半の夏休み期間は非常に長く、終わる未来を具体的に想像することは困難です。日々の勉強に具体的な目標を取り入れることで、学習計画が曖昧にならず高いモチベーションで学習に取り組めます。
目標は高すぎる必要はありません。たとえば「毎日10分だけ勉強する」や「毎日1ページだけドリルを進める」などでもよいのです。大切なポイントは、数字で定量的に目標を設定することです。ハードルを低くすることで達成感を得やすくなり、学習へのストレスが減少するでしょう。
動画やアプリなど、子どもが楽しめる学習教材を取り入れる
夏休みの勉強を楽しく進めるためには、動画やアプリなどの子どもが楽しめる学習教材がおすすめです。たとえばYouTubeでは、小学生向けの教科ごとの学習チャンネルが展開されています。テロップやアニメーションなども駆使されており、教科書を読むよりも楽しみながら勉強できるでしょう。
小学生勉強アプリでは、キャッチーな映像やゲームを楽しみながら学習を進められます。有料プランが設けられている場合もあるため、無料バージョンとの相性を見た後に課金を検討しましょう。アプリによっては、ロールプレイングゲームを遊ぶような感覚で学習できる内容も展開されています。
勉強時間を詰め込みすぎないことが学習のコツ
夏休みの学習では、勉強時間を詰め込みすぎないことが大切です。夏休み期間をかけて培われた学習習慣は、新学期後や進学後にも大きな味方になってくれます。毎日コツコツと学習を積み重ねるためには、計画力・忍耐力・自己管理能力が必要です。
これら3つの能力は、子どもが今後挑戦する定期テストや受験、資格勉強、就活、論文作成などにも役立ちます。夏休みは普段の学校生活とは異なり、勉強を毎日強制されない時期だからこそ、自ら主体性を持って取り組む姿勢が求められます。短時間でも保護者と一緒に勉強する時間をつくったり、タイマーを導入したりするなどの工夫を取り入れ、勉強の習慣化をサポートしていきましょう。
夏休みに始める習い事なら『Wonder Code』
今回は、子どもの夏休みの過ごし方や学習習慣の身につけ方についてご紹介しました。夏休みの学習習慣をサポートするために、習い事や夏期講習を視野に入れる人も多いでしょう。夏休みから始める習い事としておすすめしたい学習が、プログラミングです。
プログラミングでは、学習効果の向上に求められる論理的思考力や想像力などが身につきます。Wonder Codeでは、子どもが楽しく学べるメソッドを通してプログラミングを学べます。ぜひこの機会に、無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。