グローバル化する現代社会。子どもの教育で心がけるべきことは?

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現代社会では国際力・生産性などの向上を目的に、グローバル化が急速に進んでいます。世界各国が協力して、より良い社会を作っていこうとする時代を生きる子ども達には、英会話力や世界への視点・SDGsへの関心などを育む教育が必要です。

グローバル化していく社会で活躍するために、グローバル教育を受けさせてあげたいと思う保護者の方もいるのではないでしょうか。

今回は、グローバル化について、子どもの教育で心がけるべきことを解説します。これからますますグローバル化が進むこの社会で、自信を持って活躍できるような教育・体験を家庭でも取り入れてみてはいかがでしょうか。

グローバル化の意味とは

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グローバル化とは世界各国と経済的な結びつきが深まっていくことを意味します。

世界銀行ではグローバル化の定義を「個人や企業が他国民と自発的に経済取引を始めることができる自由と能力」としています。この場合の自由とは、国境をこえた資本などの移動に障害がないことです。また能力とは他の国で経済活動する力を意味します。

つまりグローバル化とは、世界各国との経済的かつ、活発に取引される様子や能力のことを指すといえるでしょう。

経済的な取引とは、具体的に次の3つがあげられます。

  • 貿易による取引
  • 海外への投資
  • 国をこえた、資本や労働力の移動

これら3つの活動が活発化することで、世界各国との経済的な結びつきが深まり、グローバル化が進んでいくのです。

過去30年における具体的なグローバル化の推移

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日本における過去30年間の具体的なグローバル化の推移について解説します。

日本は、30年もの間に運輸・通信・金融・保険などの技術や、情報伝達能力が発達しました。そのため貿易に対する障害が取り除かれ、グローバル化が進展したのです。

この章では、ここ30年間の日本におけるグローバル化の推移やグローバル化が世界に影響を与えた出来事を解説します。

参考:内閣府「第1節 日本経済とグローバル化」

為替レートの大幅な変化

日本では1973年より、為替レートが市場の需給に応じて自由に決められる「変動相場制」に移行しました。

それまでの日本は1ドル=360円の「固定相場制」でした。しかし、先進諸国との貿易不均衡が改善されず、国際通貨不安がしばしば発生したのです。そのため固定相場制の維持が困難になったことで変動相場制に移行しました。

変動相場制に移行後、80年代後半から90年代前半にかけて、長期にわたる円高を経験しました。このことは日本の経済に大きな影響を与えたのです。

貿易・投資における東アジアの重要性・注目度の上昇

過去30年のうちに日本における貿易や投資先として、東アジア地域の重要性や注目度が上がりました。ASEAN諸国や中国が、貿易の主要な相手国となってきたのです。

この背景には、80年代後半に日本の円高を受け海外旅行が増えたこと、また付加価値の高い工業製品の輸出が増加したこと、特許使用料の受取額が増大したことなどがあげられます。

これらの背景により、88年以降アジアがアメリカを上回る貿易の相手国となったのです。

日本の低金利による国際金融の低迷下

バブルの一時期を除いた日本の低金利により、国際金融は低迷下しました。貿易面に比べて、金融・資本取引が活発化していないことが、原因と考えられています。そもそも日本には海外での資産運用が選択肢になく、国際的な活動が低下していました。

国際金融の低迷下に対する対策として、日本経済を持続的に成長軌道に乗せることが考えられています。金利は経済活動の水準と密接な関係を持っているため、経済が活性化することで改善される見込みがあるのです。

他国と比べたときの日本のグローバル化の遅れ

日本国内にとってはグローバル化が進展しているように見えますが、欧米諸国と比べるとグローバル化のスピードは遅れているのが現状です。

90年代、ヨーロッパやアメリカは投資に関する取り組みを強力に推進していました。そんななか日本ではバブル崩壊後の処理に手間取り、経済が停滞する状態が続いていたのです。この間日本はグローバル化によって得られるメリットを逃してきました。

日本では90年代に失われた機会を取り戻すことを考えています。世界経済の発展に貢献することを目標に、グローバル化を推進しているのです。

グローバル化の時代において、子ども教育に求められる8つの要素

グローバル化時代における子どもの教育に求められる8つの要素について解説します。

日本はこれからますます、世界各国との経済的な取引が盛んになっていくでしょう。そんな時代を生きるこれからの子ども達に求められる要素は、以下の8つです。

  • 英語力・英会話力の上昇
  • 世界に向けて視野を広げる意識
  • SDGsへの興味関心
  • 物事への主体性・積極性
  • AIに淘汰されないための創造力・想像力
  • 非認知能力を高める教育
  • 他国や他業種と交流するためのコミュニケーション能力
  • 異文化を理解し、受け入れる意識

それでは1つずつ解説していきます。

英語力・英会話力の上昇

グローバル化が進む日本社会において、子ども達の教育には英語力・英会話力の向上が求められています。

令和4年10月末における外国人労働者の人数は182万人をこえました。前年より9万5000人以上増加している状況をみると、今後ますます増え続けると考えられます。

今の子ども達が大人になるころには、年々増加していく外国人労働者とともに働くようになるでしょう。このようなグローバル化の進んだ国際的な環境を生き抜いていくためには、英語力・英会話力を用いたコミュニケーション能力が、今以上に重要となるのです。

参考:厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和4年10月末現在)

世界に向けて視野を広げる意識

グローバル化社会では、子どもの教育において、世界に向けて視野を広げる意識を育むことが必要です。

視野を広げる意識を持つとは、自分の考えや価値観だけで物事を判断せず、異なる立場や背景を持つ人々の視点にも耳を傾けることを意味します。また自分の知らないことや興味のなかったことにも積極的に挑戦し、新しい発見や学びを求めることも重要です。

このように世界に向けて視野を広げることで、多様性を尊重し、創造性や柔軟性・問題解決能力・リーダーシップを発揮できる人財として期待されるようになるのです。

SDGsへの興味関心

グローバル化していく社会では、SDGsへの興味関心が持てるように教育することが必要です。SDGsとは、2015年に国連で採択された、2030年までに達成すべき持続可能な開発目標のことです。

貧困や飢餓、気候変動などの地球規模の問題に取り組むとともに、人間の尊厳や平等、平和など普遍的な価値を守ることを目指しています。またSDGsは、すべての国の人々が誰1人取り残さないことを原則としています。

このようにSDGsは世界中の人々が共有する目標であるため、興味関心を持つことでグローバルな視野で行動する力を身につけられるでしょう。

物事への主体性・積極性

グローバル化の時代において、主体性・積極性を身につけることが求められています。

主体性・積極性とは、自分の意思や目標を持ち、自ら考えて行動することです。また、興味や関心を追求する姿勢も重要でしょう。主体性・積極性を身につけることは、子ども達が自分の強みや特徴を発見し、個性や能力を発揮することを促します。

このように主体性・積極性を身につけ、個性や能力を発揮することで、子ども達が社会の課題やニーズに気づき、自ら解決策や新しい価値を見いだせるようになると考えられているのです。

AIに淘汰されないための創造力・想像力

AIに淘汰されないための創造力・想像力を身につけることも、グローバル化社会における子どもの教育に求められています。今後ますますAIが発展し、多くの分野に進出することで、人間の仕事や役割を奪われる可能性があるのです。

創造力・想像力とは、今までの知識や常識にとらわれず、新しいアイデアや解決法を生み出すことです。現状のAIに創造力や想像力の再現性は難しく、人間特有の能力として考えられています。AIに淘汰されず、むしろ自らAIを活用するための力として創造力や想像力は役立つでしょう。

非認知能力を高める教育

グローバル化していく社会では、自己管理や協調性などの非認知能力も重要です。非認知能力とは、認知可能な成績や能力ではなく、感情や動機づけ、行動に関係する能力のことです。

非認知能力を高める教育とは、子ども達が自分の感情や欲求をコントロールし、目標に向かって努力すること、また協働を通して共感性を高めたり、自信や自尊感情を鍛えたりするために学ぶことを意味します。

このような非認知能力を高めるために教育することで、グローバル化する時代で子ども達が自分の人生や未来を切り開く力となるでしょう。

他国や他業種と交流するためのコミュニケーション能力

グローバル化時代では、自分の国や業種だけでなく、他国や他業種と交流するためのコミュニケーション能力が求められます。グローバルな発展のためには、他国のさまざまな業種と協力して学び合っていく必要があるのです。

コミュニケーション能力とは、自分の考えや感情を相手に伝え、また相手の考えや感情を認めることで、関係を築くことです。このようなコミュニケーション能力を身につけるには、実際に異なる文化や価値観を持つ人々と対話し、相互理解を深める経験が大事です。

このようにして得た他国や他業種と交流するためのコミュニケーション能力は、グローバル化した社会において、多様な人々と連携し、価値を創造することにつながるのです。

異文化を理解し、受け入れる意識

子どもの教育において、異文化を理解し受け入れる意識を教えることは、グローバル化時代における大切なポイントです。グローバル化社会では、さまざまな国の人と協働する機会が増えるでしょう。そのような場では、他の国や地域の文化や習慣を学び、受け入れて接することが大切なのです。

異文化を理解し受け入れる意識とは、自分とは異なる言語や宗教、食べ物などの文化的な要素や個人の考え方、性格に対しての捉え方をいいます。偏見や拒絶ではなく、興味や好奇心、尊重する心を持つことが大事です。子ども達の教育において、異文化教育を施すだけでなく、実際の交流を通して体験として学ぶことで、異文化を尊重する意識を養うことができるでしょう。

グローバル化の時代では「優等生」の定義を見直す必要がある

優等生

グローバル化の時代では、これまでの知識や技能による成績や試験で評価される「優等生」の定義を見直す必要があります。グローバル化した社会では、コミュニケーション能力や異文化を受け入れる姿勢、個人の得意なことを伸ばしていく力などが大事な要素です。

これからは試験結果だけで評価されるのではなく、グローバルに活躍できる能力を総合的に判断して「優等生」を見極める必要があるでしょう。たとえば、外国語によるコミュニケーション能力や、他文化の理解、SDGsへの取り組みなどにふれる機会を確保することで、グローバル時代に活躍できる人財を目指すことが重要なのです。

世界を見据えた「グローバル教育」を構成する3つの要素

子ども

これからの日本が世界を見据えて「グローバル教育」を取り入れるために必要な3つの要素を解説します。

グローバル化に関して欧米諸国に後れをとっている日本ですが、これからの国力を高めるためにもグローバル化の推進が大切です。そんなグローバル化時代を生きるこれからの子ども達に必要な「グローバル教育」を構成する要素について説明します。

地球的視野

グローバル教育を構成する要素の1つが、地球的視野を持つことです。地球的視野とは、自分の国や文化にとらわれず、多様な価値観や状況を理解し、グローバルな課題や機会に対応できる能力を意味します。

地球的視野を持つためには、語学力とコミュニケーション能力・多様性を受け入れる柔軟性・世界にとっての利益を考える視点・相手国と自国の文化を理解すること・自らの意見を創り出す論理的思考力が必要です。

地球的視野は、異文化交流や海外留学・日本における英語や国際教育の機会を利用することで体験的に身につけることができるでしょう。

地球規模の問題

地球規模の問題について触れることもグローバル教育を構成する要素の1つです。

地球規模の問題とは、世界中の国々や人々に影響を及ぼすような問題のことです。具体的には、気候変動・感染症・海洋汚染や科学物質による環境問題などがあげられます。

これら地球規模の問題は、グローバル教育の重要なテーマです。グローバル教育を通じて、地球規模の問題を深く理解し、自分たちに何ができるか考えることが大切です。

参加・体験・対話型学習

グローバル教育には、参加・体験・対話型学習が大事な要素です。これらは、受動的な知識伝達型の学習ではありません。子ども達が学習に積極的に参加し、対話を通して深く理解し、創造的に問題を解決する能力を育む学習形態のことを意味するのです。

参加・体験・対話型学習には、それぞれ以下のような特徴や手法があります。

  • 参加型学習:子どもが自分の関心や意見を表現し、他者と協働しながら学びを進める学習。
  • 体験型学習:実際に自然や社会に触れたり、ものづくりや生産活動などに取り組んだりすることで、学びを深める学習。
  • 対話型学習:自分の考えや感想を発表したり、他者の意見に耳を傾けたりすることで、多様な視点や価値観に触れる学習。

これらの参加・体験・対話型学習は、地球規模の問題について自分たちで考えたり行動するしたりするうえで役に立つでしょう。

グローバル教育+英和教育で、日本から世界に通用する人財に!

英語学習

グローバル化において、日本から世界に通用する人財になるためには、グローバル教育と英和教育が必要です。グローバル教育とは、地球的課題の理解と解決のための能力を育む教育です。また英和教育とは、英語と国語である日本語を学ぶ教育のことをいいます。

英語は世界で最も広く使われている言語であり、多様な人々や文化に触れるために必要なコミュニケーションツールです。英語を使えると、地球規模の問題について知識を得たり、意見を交換したり、行動したりできるのです。また同時に日本語や日本の文化についても学ぶことで、他国との違いや自国の文化の強みを認識できます。

グローバル教育と英和教育は、日本から世界に通用する人財になるために必要です。これからの社会を生きるうえでの強みを作り、世界に貢献できる人財になることが目指せるでしょう。

グローバル化の時代における子ども教育のポイント

学校

グローバル化時代の子ども達の教育で大事なポイントを紹介します。

グローバル化時代に必要な教育は、自分だけでなく他者や社会と関わりながら、地球規模で考え行動できる能力を育むことです。このような能力を育むためには、どんな教育をしたら良いでしょうか。

グローバル教育のポイントについて解説します。

さまざまな言語・国の人たちと出会う機会を増やす

グローバル化の時代における子ども教育のポイントの1つが、さまざまな言語・国の人たちと出会う機会を増やすことです。グローバル化が進むと、子ども達も将来的にさまざまな言語や文化を持つ人たちと接することが増えるでしょう。そんな社会を生きるには、自分の言語や文化だけでなく、他者の言語や文化にも興味を持ち、理解しようとする姿勢が大切です。

そこで子どもの教育では、さまざまな言語・国の人たちと出会う機会を増やすことがポイントです。具体的には、外国語活動を導入する・外国語におけるコミュニケーション能力を育む・海外留学でグローバルな視点や多様な価値観を尊重する心を養うなどがあげられます。

成績以外での自己価値を高める

成績以外での自己評価を高めることも、グローバル化時代の子ども教育に必要なポイントです。

グローバル化が進む中で、子ども達は将来、さまざまな分野や環境で活躍することが求められるでしょう。そのためには、自分の能力や価値を客観的に評価するだけでなく、自分自身を認めて尊重することが大切です。そこで、子ども教育では、成績以外での自己価値を高めることがポイントとなります。

具体的には、自分の得意なことを伸ばす・他の人との関わりを築くなどがあげられます。

これらの取り組みは、子ども達が自分の能力や価値を多面的に認識し、肯定することにつながります。グローバル社会で自分らしく生きるためには、子ども教育から成績以外での自己価値を高めることが重要です。

世界で起こっている出来事を自分の目線で考える

グローバル化社会の子ども教育で大切なポイントの1つに、世界で起こっている出来事を自分の目線で考えることがあげられます。子ども達は将来、さまざまな国や文化と関わることが増えるでしょう。そのためには、視野を広げ、世界で起こっている出来事に対して自分の考えや意見を持つことが大切なのです。

具体的には、国際ニュースから情報収集する・自分の価値観で考える・他者の視点に立って考えてみるなどの取り組みが良いでしょう。これらの取り組みは、グローバル化社会で必要な、自分の頭で世界を考え、主体的に行動する力を育むことができます。

課題発見力・解決能力を高める

グローバル化が進む社会で必要な子ども教育のポイントに、課題発見力・解決能力を高めることがあげられます。グローバル化が進むなかで、これまでにはなかった想像できない問題に直面することが予想されます。そのためには、自分で問題を見つけ、解決する方法を考えたうえで、実行する力が必要なのです。

課題発見力・解決能力を身につけるためには、物事に対して疑問を持ち、自ら調べる・事実やデータから物事を分析する・他者と協働して問題解決に臨むなどの取り組みが大切です。このような学習をとおして、子ども達が自分の頭で物事を考え、主体的に行動する力を育むことで、グローバル社会で役立つ問題発見・解決力を身に着けられるでしょう。

美意識・倫理観を磨く

美意識・倫理観を磨くことも、グローバル化する社会での子どもの教育で大切なポイントです。これからグローバル化が進み、さまざまな国の人・文化と関わることが増えるでしょう。そのなかで価値観は流動的に変わるものだと認識し、ときにはルールや常識を変革する必要があると理解することが大切です。

このようなさまざまな文化・価値観を持った人たちとの協働では、自分なりの美意識や倫理観を磨くことが大切になるでしょう。現状正しいとされていることに固執せず、自分の感じる磨かれた美意識や倫理観を持って判断・変革していくことが、グローバル化社会で活躍する人財に求められているのです。

グローバル教育で注意したいポイント

注意

グローバル教育で注意してほしいポイントを解説します。

これからますます推進されていく、グローバル化社会を生きる子ども達に重要な役割を果たすグローバル教育ですが、注意しないと意図しない結果になる恐れがあるのです。

この章ではグローバル教育で注意したいポイントを説明します。

英語ができることがすべてではない

グローバル教育で注意したいポイントとしてまずあげられるのが、英語ができることがすべてではない、ということです。さまざまな国や地域の人々と関わることが増える世の中を生きる子ども達にとって、英語をはじめとする外国語を学ぶことは重要です。しかし、英語ができることは単にコミュニケーションの手段を手に入れたにすぎません。大事なことは「英語を使って何ができるようになるか」という視点なのです。

たとえば、異文化理解や多様性を尊重する姿勢・主体性や積極性を持って行動する力・情報や考えを積極的に発信する力など、英語を利用して経験することが大切です。これらの経験が、グローバル化する社会で役に立つ力となるでしょう。

触れるメディアの偏りに気をつける

触れるメディアの偏りに気をつけることもグローバル教育で注意してほしいポイントです。

グローバル化が進む社会を生きるためにさまざまな情報に触れることは、世界の情勢や文化を知ることもできるため大切です。ただし、メディアにはそれぞれ特色があり、情報の視点が偏る傾向にあります。

世の中にはさまざまな考え方・視点があります。複数のメディアに触れることで、メディアごとの偏りに気づくことができるでしょう。これらの経験を通して客観的に情報を判断する力も身につくのです。

自己主張するだけではなく、多様性を受け入れられることが大切

グローバル教育では、自己主張する力と多様な意見を受け入れる力のバランスをとることが大切です。

これからグローバル化が進むなかで、子ども達はさまざまな国や地域の人々と関わる機会が増えるでしょう。多様な国民性をもつ人と協働するなかでは、自分の考えを正しく発信することが大事です。しかし、自己主張と同時に、多様な文化をもつ人々を尊重して理解する意識を持つ必要があります。

グローバル化した社会で、多様な国・背景を抱える人たちと協働して新しい価値を生み出していくためには、これらの力をどちらかに偏ることなく、バランス良く身につけることが大事なのです。

グローバル化に役立つ能力を身につける習いごとなら『Wonder Code』

英語学習

今回は、グローバル化とグローバル化時代を生きる子ども達の教育について解説しました。

グローバル化時代では外国語の習得や外国語を使ったコミュニケーション能力を発達させること、また地球規模で物事を捉え、さまざまな人が生きるこの世界の多様性を理解する姿勢が大切です。

Wonder Codeではこれからの社会に必要な技術を身につけて、プログラミング学習を英語で学ぶことができます。世界共通語である英語で質問したり学習したり、話し合ったりする経験を通じて、グローバル化社会で役立つ能力を身につけることができるでしょう。

ぜひこの機会に、資料請求や体験授業からはじめてみてはいかがでしょうか。